ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

【今ペルーで最もホットな観光地】北のマチュピチュがあるチャチャポヤス~クエラップ遺跡

前回、リマからチャチャポヤスまでの行き方をご説明しました。

 

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今回は、北のマチュピチュと呼ばれるクエラップ遺跡に行ってきたからわかるアドバイスをお届けします。

まだまだクエラップ遺跡は情報量が少ないので、参考にしてください!

※ツアーに参加せず、遺跡までタクシーで言ったのでツアーのことはよくわかりません。

 

クエラップ遺跡とは?

標高3000mに位置し、プレインカ時代に建築されました。マチュピチュと同様、空中都市です。そのため、北のマチュピチュと称されます。

遺跡の細かい情報は、ぜひネット検索やガイドブックからお願いします。

 

ケーブルカーの乗り方

遺跡までは、何と何とケーブルカーで行きます!ペルー政府も力を入れているのがわかると思います。

 

ホテルからケーブルカーのチケット売り場まで移動します。立派!周囲の民家からかなり浮いています。

ケーブルカーのチケットを買います。2019年8月の時点では、20.4ソル(約700円)でした。

ケーブルカーに乗るつもりでチケット買おうとしたら、カウンターの人はずっと”バス”って表現します。ケーブルカーは運休しててバスで代行しているのから?と思っていたら、どうやら「①バス10分→②ケーブルカー20分」のようです。どうりでこの建物からケーブルカーが見えないわけです。

この立派な建物には、カフェとお土産屋があります。もちろんトイレも。

まずは専用バスでケーブルカー乗り場まで移動します。シートベルトを締めるようアナウンスがあります。この道は、ペルーでは信じられないくらい舗装されており、全く揺れを感じませんでした。

バスに10分乗ると、ケーブルカー乗り場につきます。8人乗りです。

ケーブルカーは20分乗ります。意外と長いです。しかも、山と山を結んでいるため、かなり高い所を通ります。そして、風がとても強く、めっちゃ揺れます。私も前情報で、揺れると聞いていましたが、想像以上に揺れました。高所恐怖症の人からすると、地獄だと思います。

さて、そんな恐怖体験にたえるとようやく遺跡の入り口に到着します。この入り口にもカフェとお土産屋があります。

クエラップ遺跡の入場料

何と、ここで遺跡の入場料を買います。さっき支払った20.4ソルは悪魔でケーブルカー代であって、遺跡の入場料は別で必要になります。大人は30ソル(約1000円)です。

な、な、なんとクエラップ遺跡まで歩きます

ケーブルカーを降りて、入場料を払っても、そこには遺跡は広がっていません!!!

ここからは歩く必要があります。しかもすべて登り。2km。

ここは標高3000m。高地です。そろそろ高山病の症状が出てきてしまう高さです。ゆっくり水分補給しながら登ってください。

もう歩くのは無理!って方のために、馬も待機しています。値段は交渉です。

歩きながら見える山々はなだらかで、畑が広がっており、ちょっと日本らしさを感じます。

ようやく遺跡の入り口に!!入り口付近をがっつり修復作業しており、「入っていいのかな????」と不安になりました。

が、大丈夫です。修復作業を避けて小道を進むと入り口があります。

遺跡の中は、決められたルートしか歩けません(一方通行)

ようやく遺跡の中に入ると、まさかの階段。しかも急。どれだけ足腰痛めつけてくるんだ…。

リャマがいました。ほんとうにラピュタみたい。ちなみに、このリャマは狂暴なので、近づいて刺激しないように。

遺跡中に、すのこのような木でつくられたルートがあります。これに従って、遺跡を見てまわるため、一方通行になります。戻ってこれないので、写真は心行くまで撮ってください。まだまだマチュピチュに比べて人が少ないため、写真に人が映り込みません!ラピュタ感が強いです。

と言っても、すのこから降りて遺跡に近付こうとしたら、係員に笛で警告されます。マチュピチュとちがってインスタ映えショットは撮りにくそうです。

ちなみに、遺跡の中は約2時間歩きます。結構歩きます。

遺跡の中、特に説明書きがありません。ひたすら空中都市を歩くイメージです。たまに、大きいものには説明が書いてありますが。。。

クエラップ遺跡の特徴が、円形型の家です。

地面の真ん中に石で直線がひかれていますが、これはクイ(食用ねずみ・ペルーの伝統料理)の通り道だそうです。壁には物置用の穴もあります(窓ではないそうです)。

家の外装も凝っており、ただ石を積み重ねただけではありません。模様が入っているんです。かわいいですね!

 

クエラップ遺跡の所要時間

ケーブルカーのチケット売り場から今まで説明してきた道のりをまとめますと、、、

  1. バス 10分
  2. ケーブルカー 20分
  3. 徒歩(上り) 30分
  4. 遺跡内徒歩 2時間
  5. 徒歩(下り) 30分
  6. ケーブルカー 20分
  7. バス 10分

遺跡見学には約4時間みてください。ケーブルカーのチケット売り場まで、ホテルから約2~3時間はかかるので、クエラップ遺跡の見学は1日かかることになります。

 

クエラップ遺跡の服装

約3時間、歩きます。サンダルやミュールはやめた方が良いです。トレッキングシューズや運動靴をおすすめします。

私が行ったのは2019年8月。ちょうど乾期です。乾期なのに結構曇っていました。曇っていると、太陽の光がないのでとても寒いです。周りに何もない山の頂上のため、風もかなり吹きます。私は、半袖+長袖パーカー+マウンテンパーカーでしたが、寒かったです。ちなみに、遺跡にいた係員は、ごっついダウン着ていました。

今までの高地経験で言うと、太陽の光が出るとめっちゃ暑くなります。下に半袖を着て、上にダウンなどの暖かいコートを着て、ぜひどんな気温でも対応できるようにしてください。

おすすめの時間帯 

クエラップ遺跡に行くのにおすすめの時間は、やはり朝いちばんです。ケーブルカーのチケット売り場が朝8時に開きます。それに合わせて行ってください。

人も少なく、遺跡を独り占めできます。

私は朝9時頃にケーブルカーに乗りました。遺跡を見終わって帰るころ、遺跡に向かう多くの人とすれ違いました。 

 

 

以上、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。 

【今ペルーで最もホットな観光地】北のマチュピチュがあるチャチャポヤス〜リマから直行便で行く方法

今週のお題「わたしと乗り物」

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チャチャポヤスって聞いたことありますか?

きっとない人が多いと思います。

ある人はかなりペルーのことが好きな人ですね。

 

ちなみに、チャチャポヤスとは地名です。

 

チャチャポヤスに何があるか等はさておき、

今週のお題が「乗り物」だったのでチャチャポヤスまでの行き方を紹介します。

 

チャチャポヤスの場所

チャチャポヤスは、ペルー北東部に位置します。 

ペルーの気候は、3つに分けられます。「海岸砂漠・アンデス・アマゾン」の3つ。

チャチャポヤスは、この3つだとアマゾンに分類されます。

 

アマゾンと聞いて「熱帯雨林。東南アジアみたいな感じかな?」と思いやすいですが、

チャチャポヤスはアンデス山脈が終わり、アマゾン地帯が広がり始めるような、、、場所にあります。

 

そのため、標高は2500m前後あります。

 

そうです。

 

何が言いたいかというと、寒いです。

 

アマゾンという響きに惑わされてはいけません。ずっとダウンコート着ていました。

 

まぁ高地あるあるで、日が照ったらめっちゃ暑いんですけどね。

 

チャチャポヤスの行き方

チャチャポヤス、実は今ペルーで一番注目されていると言っても過言ではないくらいホットな観光地です。

何があるかと言うと、、、北のマチュピチュと言われる山の上にある石造りのクエラップ遺跡があるからです!!!

押しに押しに押されまくっています。

にもかかわらず、首都のリマからチャチャポヤスまでの道のりはかなり遠いです。

さぁどれだけ遠いのでしょうか。

 

リマからチャチャポヤスまで、5つのルートがあります。

  1. 飛行機でひとっ飛び!(1時間45分)
  2. ハエン経由(飛行機+バス、6時間前後)
  3. カハマルカ経由(飛行機+バス、12時間前後)
  4. タラポト経由(飛行機+バス、14時間前後)
  5. チクラヨ経由(飛行機+バス、15時間前後)

はい。1.の直行便以外、苦行ですね。

ただ、経由地は観光で有名なので、お時間がたっぷりあれば他の都市を経由するのもありかもしれません。

 

リマからチャチャポヤスの直行便・ATSA航空会社

さて、検索してもなかなか出てこないATSA航空会社。マイナーすぎてスカイスキャナー等ではヒットしません。

そのため、ペルーに住んでいる人でもチャチャポヤスまで直行便があると知らない人が多いと思います。

 

と、言うことはですよ、、、立派な飛行機じゃなくてプロペラ機なんです!!!

こわーい。人生初のプロペラ機でした。

 

これ以降は、ATSA航空会社を利用してチャチャポヤスに行く際の注意点をお伝えしていきます。一見、便利なようで案外デメリットの多い直行便です。

 

航空券が売切れるのが早い。高い。

前述の通り、ペルーで最もホットな観光地なのに、ATSAの直行便を使わないと移動は1日仕事になってしまいます。

その上、プロペラ機。

需要と供給がマッチしていないので、航空券は早く売り切れますし、高いです。

 

私は8月の分を5月に買いましたが、その時で残席4でした。

 

また、往復で168アメリカドルでした。ペルーの国内線は大体往復100ドルなので、やはり高いですね。

 

毎日運行していない

2019年8月時点で、週4便です。

利用したい日に便がないって言うことがありそうですね。

 

欠航が多い

乾期(日本が春夏くらい)は比較的安定していますが、雨期(日本が秋冬くらい)になると悪天候のため欠航が多くなります。これが、便利なのに空路が発達しない理由です。

そのため、雨期は日程に余裕を持った旅スケジュールにするか、予め他の方法で行くかが良いと思います。

 

1つのプロペラ機で、リマ→チャチャポヤス→リマと言うように飛んでいます。そのため、朝9時のリマ発が飛ばない限りチャチャポヤス→リマは欠航になります。

そのかわり、朝9時のリマ発が飛べば、ほぼ確実にチャチャポヤス→リマは飛びます。

ということで、乗る時の天気は良くても、前後の天気に影響されて機体がないから欠航もあり得ます。

 

重量チェックが厳しい

プロペラ機ということもあり、重量チェックが厳しいです。

 

預け荷物は10kg。手荷物は5kg。

 

これだけだと、普通じゃんって感じですよね。

 

チェックインカウンターで、 まさかの体重計に乗るんです!!!!(手荷物を持った状態で)

 

さらに追い討ちをかけるように、

体重を大きな声で言われるんです!!!!(スペイン語ですけど)

 

覚悟を決めて航空券とってください。

 

座席指定ができない 

体重計に乗ってから、スタッフが手書きで搭乗券を作成します。

座席指定できる雰囲気はありませんでした。きっと体重もみて座席を決めていると思います。

 

チャチャポヤス→リマでは空港税16ソル(4.63アメリカドル)が必要

空港税が、航空券代に入っていないようです。帰るときまで、ソルは残しておきましょう。現金しかダメでした。

 

機内の様子

2列・2列で座席も小さめでした。乗ったらすぐ飛行機の一番後ろが見えることが新鮮でした。

コックピットも覗けるくらい近く、客室乗務員とも距離が近いです。

1時間45分の空の旅、重量制限が厳しかったのに、まさかの機内サービスが。ジュース・塩系スナック・甘い系お菓子が入っているBOXが渡されます。これはいらないから、手荷物の重量制限緩和してよと思ってしまいました・・・。

 

 

 

以上、今ペルーで最もホットな観光地・チャチャポヤスへの直行便についてでした。日本から長期休暇を利用して行く分には時間短縮にもなって便利です。ただし、欠航に注意です。

 

ぜひみなさんもチャチャポヤスへ!

 

 

ペルーのアイス事情。スペイン語で味を言ってみよう。

今週のお題「わたしのイチ押しアイス」

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ペルーと日本、季節が逆です。

実は、今ペルーは冬です。

ヒートテック・セーター・ウルトラライトダウンを着ています。

アイスを食べる気分では到底ありませんが、

日本のあつーい夏を思い出しながらアイスについて語ります。

 

実は、4月にアイスの記事を書きました。まだ日本は肌寒いころに・・・。

季節が逆だと、季節ものの記事書くのが難しいですね。

 

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ということで、今回は以前紹介していないペルーのアイスを。

 

ペルーはジェラート屋さんが多い。

ペルーはジェラート屋が多いです。サーティワンやハーゲンダッツのようなアイス屋は少ないです。

ハーゲンダッツ、スーパーにはカップは売っていますが、店舗としてはリマに2軒しかありません。私の昼ごはん3日分と、とても高級品です。そのかわり、味も逸品です。

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私の大好きなソフトクリーム屋は皆無です。食べたくなったらマクドナルドに行っています。

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スペイン語でアイスの味

さてさて、ジェラートの味も日本とは異なります。チョコレートやマンゴー等の定番はもちろんありますが、ペルーらしい味も多いです。

 

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はじめてジェラート屋に行った時は、スペイン語もまだわからないし味も想像つかないしで焦ったことを覚えています。(もちろん頼めば試食させてもらえます!!)

と言うことで、ペルーでメジャーなアイスの味をスペイン語でなんていうか簡単にまとめました。

 

<定番>

  • chocolate:チョコレート
  • vainilla:バニラ ※ペルーのバニラ味はちょっと日本と違います。
  • fresa:イチゴ
  • menta:ミント
  • sauco:ブルーベリー
  • mango:マンゴー
  • coco:ココナッツ
  • manjar:キャラメル
  • run con pasa:ラムレーズン
  • queso:チーズ

 

<ペルーらしい>

  • lucuma:ルクマ。栗のようなクリーミーな味。
  • maracuya:マラクジャ。パッションフルーツ。酸味が利いている。
  • aguaymanto:アグアイマント。食べるホオズキ。すっぱい。
  • algarrobina:アルガロビーナ。チョコとカフェラテを平均したような味。

 

ちなみに、ペルー人定番の組合せは「チョコ×ルクマ」です。

私の好きな組合せは「チョコ×マラクジャ」です。ちょっと大人な気分の時は、「ラムレーズン×キャラメル」です。

 

番外編:ペルーでも韓国かき氷

ペルーにかき氷を食べる文化はないですが、探せばペルーでもかき氷は食べられます。韓国かき氷専門店「Mr.Bingsu」があります。このお店は、治安が最近悪化しているリンセというエリアにあるので、行く際は気をつけてください。 

ミルク味の氷の上にふんだんにマンゴーが乗って16ソル(約500円)。ペルーが夏になったら通いつめます。

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以上、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

珍しい!ペルーの独立記念軍事行進

ペルーの独立記念日は、いつだったでしょうか。

 

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そうです。7月28日です。

 

7月28日は、家族で教会に行ったりしてゆっくり過ごします。

翌日の7月29日、国を挙げてのビックイベントがあります。

 

それは、軍事行進です。

 

リマのブラジル通りを、数万人の兵隊・警察が行進します。

日本では絶対みることのできない景色です。

 

実は、この行進に参加してきました。

 

「え?日本人なのに参加できるの??」って思いますよね。私も思いました。

 

不思議です。誰にも何も止められなかったです。

 

と言うことで、今回はなかなか見ることのできないペルーの兵隊さんたちの写真をただただアップしていきます。

 

はじめはネットにアップするの良くないなと思って、私の思い出として胸にしまっていたんですが、

割りとペルーの人もSNSアップしてるし、ペルーの国防省も練習の様子などをネットにアップしているので、いいのかなと思って。

 

行進の練習について

練習回数

行進の練習は、6回程度行われています。なぜ不確かかと言うと、全部参加しなくていいからです。ユルい。ちなみに、私は2回参加しました。

朝7時くらいに集まり、11時くらいに一度行進して解散。。。という、

非常に待ち時間が長かったです。「今は何の時間でしょうか」という空白の時間が多かったです。

 

練習場所は、空軍の滑走路。

入口。

広ーい。

軍事学校等も併設されていました。

ところどころに空軍らしく航空機が展示されていました。

滑走路。2本あるうちの1本を練習で使用。

行進に使っていない方は、普通に航空機が行きかっていました。危なくないのかな?と思いつつ、空軍のパイロットの腕を信じていました。

こういう軍っぽいヘリコプターもありました。

駐機してある飛行機はお構いなし。

 

行進練習の様子

約100人の部隊が十数部隊あり、各部隊掛け声を言ったりしながら個性を出して行進します。

約100人の部隊が十数部隊、、、つまり数万人の兵隊さんと警察官が集結しています。

(国防大丈夫かな?と不安になりつつ…。)

これだけの人数が集まっているので、7時集合でもまとまるのに時間がかかって11時くらいに行進が始まるのです。

 

日本と違ってここはペルー。いくら独立記念日の軍事行進の練習と言えど、自由さはあります。11時くらいの行進が始まるまで、じっと待ってられないのでみんな歩き回っていました。

脇でゆっくりしたり、

屋内で休憩したり、、、

「だから練習始まらないんだよ!!」って何度もつっこみました。

驚きつつもやっぱりペルーだなって思ったのは、コーヒー売りのおじちゃん。

そんな中、私は色々な兵隊さんと話しました。

みなさん正装でキリっと決めていて、難しそうな顔をしていますが、意外とみなさん優しくて、話しかけたら笑顔で答えてくれるんです。ありがとうございます!

音楽隊もいます。生演奏の中、行進するのは気持ちよかったです。

みなさん、各部隊の特徴的な装備をしています。

木々に隠れる装備の部隊も。

 

 

ちなみに、参加者は軍隊だけではありません。一部国立機関も参加しています。私の職場のプラネタリウムは国立なので、私の職場が招待されました。だから日本人の私でも行進に参加できたわけです。(いまさら、行進に参加できた理由を説明するという。。。)

こんな感じで救急隊員も参加してました。

消防隊員も。

練習中の小ネタ

数万人が参加しているので、もちろん空軍の建物のトイレだけだと足りなくて、急きょ簡易トイレが設置されました。

「毎年のことだろ!」「予想が甘い!」と思う反面、「仕事が早い!」と感心しました。

 

行進本番

端的に言うと、全く練習した意味がないというくらい練習と違いました。

まず歩く距離。練習では数百メートル。本番は3キロ。2時間かけて歩きました。ゆっくり足をあげながら歩くので、つらい。つらい。つらい。

次に掛け声。練習ではありませんでした。本番、即席で作られました。しかも行進途中に。。。と言うことでずっと大声出していました。

行進しながら、「あの練習は何だったのか…」と不思議で仕方なかったです。

沿道にはたくさんの人がおり、拍手や「ブラボー!!」と歓声をいただきました。今まで人前に出た経験のない私としては、とても貴重な経験でした。

 

ちなみに、本番にはエクアドルやチリなどペルー近隣国の軍隊も招待されていました。

 

 

※軍事行進は「戦争万歳!、戦争賛成!」というものではありません。参加して感じたのは、日々ペルーのために国立機関で働く人たちを大統領や国民が感謝するためのものでした。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

ペルーの独立記念日の祝い方

独立記念日。

日本に住んでいると馴染みのない単語です。

しかし、ペルーの人からすると独立記念日はとても大切な日です。

 

ペルーの独立記念日はいつ?

 

ずばり、7月28日です。

1821年7月28日、ペルーはサン・マルティン将軍によってスペインから独立しました。

 

世界遺産であるリマの旧市街地には、サンマルティン広場があります。

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独立記念日である7月28日はとても大切なので、「7月28日通り」という名前の通りがペルー各地にあります。リマには、私の知っている限り2つあります。

 

独立記念日は何をするの?

 

独立記念日7月28日の前後は祝日や不労日になっており、連休になります。日本で言うGWのようなものです。私の場合、2019年は5連休でした。

ペルーには祝日とは別に不労日といって、政府が指定した働かない日があります。日本に持って帰りたい文化ですね。

 

この独立記念日連休に合わせて、学校が長期休暇に入ります。ペルーは今冬なので、冬休みです。

 

ここまでは、なんとなく想像つくと思います。

 

ただ、私がペルーに来てびっくりしたのは次の2つです。

①7月中はペルーの国旗を家に飾る。いたるところ、ペルーの飾りつけ。

7月にはいると、外から見えるところ・目立つところに国旗を飾らないといけません。独立記念日の少し前からは義務となり、飾っていなければ罰金です。家の大きさによって国旗のサイズが変わります。

また、お店も独立記念日を祝って、飾付けが行われています。もちろん私の勤務先のプラネタリウムも。

 

②国立職員は円紋章をつける必要がある。

日本の日の丸のようにも見える、このペルーの円紋章。7月中は、ペルーの人たちは自然に、むしろ好んで普段のコーディネートにプラスしています。それくらい当たり前のことなんだと思います。

国立機関で働く職員は、義務でつけなければなりません。と言っても、みんな進んでつけています。

と言うことで、私の職場のプラネタリウムは国立なので私もつけなければなりません。しかし、私は日本人。普段、特に日本プライド・愛国心はメラメラ持っていませんが、さすがに円紋章をつけるのには抵抗があり、丁重にお断りしました。

が、しかし。グローバル的な視野を持合わせていない私の職場の人には私の気持ちは理解してもらえず、毎日「なんで円紋章つけないの?つけなさい。」と言われていました。

こういうところの擦り合わせが、青年協力隊になって(と言うかペルーに住んで?)大変なところですね。

自分の生まれ育った街から出た事のない人、ペルーしか知らない人に、別の概念をスペイン語で説明するのはかなりエネルギーを使います。

 

 

 

少し最後に不満も述べちゃいましたが、こんな感じでペルーの独立記念日にはペルー愛を惜しみなく出します。今年の7月は、サッカー南米大会にペルーが決勝進出したり、リマでアメリカ大陸競技大会(アメリカ大陸のオリンピック)が開催されたりと、愛国心が刺激される出来事もあり、例年に比べたらもっと盛り上がっていたそうです。

 

7月に旅行するとちょっとびっくりしてしまうかもしれませんね。

 

以上、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。

 

☆宣伝☆ JICA海外協力隊のブログ・「世界日記」の担当になりました。

日々、ペルーでの生活をブログにしていますが、

 

そもそもなぜ私がペルーにいるかと言うと

 

JICAの青年海外協力隊としてペルーに赴任しているからです。

 

「青年海外協力隊=電気ガス水道のないところで農業・井戸掘り」と言うイメージを持たれている方も多いと思います。

 

しかし、青年海外協力隊の中には私のように電気ガス水道のインフラがバッチリ整っているところで、冷房完備のプラネタリウムで活動している人もいます。

(※めっちゃレアです。)

 

青年海外協力隊は、世界の途上国を中心に様々な分野で活動しています。

 

一人一人、活動内容は異なっており、特徴があり、同じ人はいません。

 

その活動の様子を皆様に知っていただくために、「世界日記」という公式ブログがあります。

world-diary.jica.go.jp

 

そして、この度、私はこの「世界日記」の担当になりました!

 

world-diary.jica.go.jp

 

月2回程度の更新を目指しています。

青年海外協力隊としての活動内容は主にこの「世界日記」に記す予定です。

 

ぜひ一度、ご覧ください。

 

そして、世界各地で活躍する青年海外協力隊の様子をお楽しみください。

 

 

ペルーの各地で撮った空

今週のお題「空の写真」

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今週のお題は「空」。

こんなもってこいな話題、参加しないわけには行きません。

 

なぜならペルーに来てから空に興味を持つようになったからです。

 

理由は、3つあります。

 

①首都のリマ、曇りすぎ問題

しつこく何度もお伝えしていますが、リマは半年間曇りです。

「今日も相変わらず曇ってるなぁ」と外に出ると感じています。

 

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先日、眞子様がペルーにご訪問されたとき、JICAボランティアとしてご接見する機会がありました。

1分くらいお話しするチャンスがあったのですが、プラネタリウム隊員と言うことで「リマの曇り空」についてお話しました。

貴重な眞子様との会話する機会でも、思わず曇り空の話をしてしまうくらい、リマは毎日曇っています。

 

②仕事柄

ご縁があって青年海外協力隊としてペルーのプラネタリウムで働いています。

と言いつつも、今まで星に詳しくなかったので、勉強がてらよく空を見るようになりました。

リマは曇っているので旅行に行った際など、空を見上げて、「あ、南十字星だ!」となったり。 

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③空が違う!!

リマは日本より赤道に近いため、太陽にあまり角度はつきません。1年中、ほぼ真上を通ります。

夏と冬で日照時間もあまり変わりません。だいたい6時に明るくなって、18時に暗くなります。

日本と太陽の通る場所が異なるので、空の雰囲気が変わります。

 

また、ペルーのアンデス山脈地方は、標高3000~4000mでも普通に街があり、普通に人々は生活しています。日本では、考えられないですよね。

そのため、とっても空が近いんです。

行った人にしかわからない感覚だと思います。

雲とか太陽が、大阪で見るより近いんです!!!

 

 

と言うことで、ここからはペルー各地で撮った写真を載せていきます。

 ★リマ

ほんとに曇り。

 

たまに奇跡的に太陽がお目見えします。

 

※夏はちゃんと晴れます。

 

★クスコ(標高3400m)

すっきりした朝

 

アルマス広場(中心地)

 

レインボーマウンテン(標高5200m)

 

氷河の山

 

★ワラス(標高3000m以上)

快晴

 

★チチカカ湖(標高3800m)

湖面と空

 

★タラポト(アマゾン地域)

晴れたり雨降ったり

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。

【ペルーで歯科矯正始めました。】約4か月でブラケット治療が終わりました。※歯の写真有り

お久しぶりです。日本に一時帰国していました。

乗継ぎ等も含めて、移動に1日半かかります。ペルーと日本は遠いですね。

思った以上に、一人で乗る飛行機は退屈でした。

ペルーに来たときは、青年海外協力隊の仲間がいたので話していたら時間が過ぎたのですが…。

 

時差ボケやホームシックで、ペルーに帰国してずーっとぼんやりしていたところ、

 

●まさかの首都リマが3日間断水というビックイベントがありました。

→家に引きこもった方がいいやつ。

 

●日本も参加していたサッカー南米大会でペルーが決勝進出しました。

→熱狂的なファンでごった返すので家に引きこもった方がいいやつ。

 

と言うことで、帰国して1週間、ずっと家に引きこもっていました。

実際、断水&サッカーで仕事は休みになりました。さすが南米。サッカーに本気。

 

予定が特にないため、時差ボケも治ることなくやる気がでません…。

 

そんな中、実は歯科矯正に動きがありました。

まさかのブラケット治療が終了しました。

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2月19日にブラケットをつけて、7月3日にブラケットを取りました。

ブラケット人生は135日で幕を閉じました。

長いようで短い、、、、

いや、普通に短いですね。

 

と言うことで、今の歯並びご覧あれ。

 

◇前から見た感じ

 

◇上の歯

 

◇下の歯

 

見事に歯並び良くなりました!

ちなみに、矯正を始めた時と5月の途中経過は下記をチェックください。 

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なぜこんな早いの??

専門家ではないので確証はありませんが、私の見解では、

  • デーモンシステムという早く動くワイヤーを使用(日本ではあまり使われてなさそう)
  • 週に1回歯医者に通い、キツく調整(痛すぎて時には痛止め服用)

したからだと思います。

短い期間に歯が動きすぎて不安な面がありますが、ケセラセラですね。

なんとかなるでしょう。

 

今後の治療

ブラケット治療は終わりましたが、マウスピース治療が始まりました。

言ってみれば、ブラケットの力で無理に歯並びを整えた状態なので、ブラケットを取ってしまうと元に戻ろうとします。

元に戻らないようにするために、ご飯を食べるとき以外マウスピースを装着します。

 

これが意外と厄介で、約2年装着する必要があるそうです…。長い…。

 

食事の前後でトイレに行ってマウスピースを装脱着する必要があり、

衛生的とはお世辞にも言えないペルーではやる気が起きません。

外食する気が失せる…。

 

めんどくさいので、間食しなくなり、

マウスピースダイエットができそうだなと一人目論んでおります。

 

今後が楽しみです。

 

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以下、今までの歯科矯正の記事。

 

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

7月は家にこもる予定でネタが手に入らず更新頻度は落ちるかもしれませんが、頑張って更新していきます!

 

日本の梅雨よりツライかもしれないリマの天気。実は1年のうち半年は曇っています。

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

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リマの気候・天気

日本にいた時、天気予報をみない日はありませんでした。それはもちろん、常に天気が変わるからです。

晴れたり、雨が降ったり、風が吹いたり、暑かったり、寒かったり、、、毎日天気は異なります。

 

その点、リマは代わり映えしません。

なぜなら砂漠気候で雨が降らないからです。気温も年平均20度前後です。

街を離れるとこのようにすぐ砂山が現れます。

 

これが6月7日の天気予報。リマに来てから天気予報見ません。

 

これだけきくと、かなり住みやすい街だと思うかもしれません。

 

実際、雨が降らないのはかなり住み心地いいですが・・・。

 

数字だけでは分からない、住んでみないと分からない落とし穴があります。

 

夏(12月~3月ごろ)は酷暑

気温は25度前後です。気温はそこまで暑さを感じさせません。

この時期は、快晴が続き、”暑いけど夏!”って感じがします。

ただ、日差しがものすごく強いです。

大阪は北緯34度、リマは南緯12度。赤道に近くなるとこれだけ太陽光を浴びなければならないのかと絶望しました。

写真だけでは伝わらないんだろうな・・・。

ほんとに日差しが強いです。

青年協力隊仲間が熱中症に倒れる人もいましたし、日本から来た友達も熱中症になりました。

リマの夏、余裕じゃんと思われた方、、、

 

実はリマの建物には基本的に空調設備がありません。

そのため、とても暑いです。空調設備慣れしている日本人には、耐え難いです。

なぜこんなに暑いのに、クーラーないの??と不思議です。

気温的に空調設備がなくても生きていけるので、空調設備を設置する費用を考えるとコスパが悪いそうです。

 

冬(6月~10月)は曇り

砂漠気候で雨が降らないのに、曇りです。

本気で曇りです。

夏の太陽はどこに消えたの!??と不思議なくらい曇りです。

どこもかしこも曇りです。

インスタ映えするはずの海もこの通り、曇り。

たまたま曇りの日に行ったわけではありません。

ほんとに曇りです。

インスタ映えしない普通の街並みでも曇り。

ちなみに、このリマの曇り天気のことを、「LIMA GRIS(リマグリス)」と言います。意味は簡単で、「灰色のリマ」と言う意味です。

 

これだけ曇りの日が続くので、平均気温が18度でも体感はとても寒いです。太陽の熱を享受できません。

ヒートテック、セーター、ダウン着ています。真冬の格好です。

これも、夏と同様、建物に空調設備がないので、どこにいっても寒いです。

 

そして、これだけ曇りの日が続くので、洗濯物が乾きません。

日本の梅雨より長期間です。

そのため、ペルー人はアイロンをして服を乾かします

Tシャツも靴下もアイロンします。

アイロンしないと言うと、引かれます。

 

夏から冬にかけて雨がチラチラ

5月から6月にかけては、季節の変わり目のため雨がチラチラ降ります。

傘は使うほどではありません。霧吹きより少ない程度の雨です。

地面全体が濡れるほど降ったりしません。雨上がりみたいなこの写真も実は雨降っています。

しかも雨は、夜から朝にかけてのみ降ります。昼間はめったに降りません。

そのため、通勤時間は雨降っていることが多いです。

東京で雪が降った日に混乱するように、リマも雨が降った朝はプチパニックです。

車のワイパーを使う習慣がないのでフロントガラスが水滴でいっぱいになってノロノロ運転になったり、道で転ぶ人がいたり、、、。

ドアにはダンボールや新聞紙が置かれ、靴の水気を取ります。

めったに雨の降らない砂漠気候のリマで、チラチラ雨が降ると、

普段はイラチでがんがんなペルー人が忍び足になって歩くので、

そのギャップが新鮮です。

「あれ?普段の勢いはどこにいったの??」って。

 

 

早くも既に太陽が待ち遠しいです。

太陽が出たら出たで日差しが強いので、曇って欲しいと思ってしまいます。

ほんとないものねだりです。

【乗りこなせたら便利なリマのバス】ようやく乗車カードができるようになりました。

リマのおすすめ移動手段

リマの主な交通手段はバスかタクシーです。

個人的にはタクシーよりバスをおすすめします。

 

バス専用道路を走るメトロポリターノは、旧市街地(セントロ)と新市街地(ミラフローレス)を結んでいるため、観光にも便利です。

 

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路線バスは、案内がないため土地勘がない人にはかなりハードルが高いですが、アプリさえあればすぐに乗りこなすことができます。

 

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なぜタクシーよりバスをおすすめするかと言うと、

  • 安いから
  • ペルーの生活をのぞき見できるから
  • 人の目があるから凶悪犯罪に巻き込まれる可能性が低いから

です。

 

タクシーの初乗りは7~8ソル(約220円)です。

バスの初乗りは0.5~1ソル(約20円)です。

圧倒的にバスの方が安いです。(タクシーも十分安いですが・・・)

 

今、ペルーにはたくさんのベネズエラ人が避難してきています。日本ではあまり報道されていないようですが、ベネズエラは経済破綻しており、混乱を極めています。

バスに乗っていると、よく彼らがチョコレートやチュロスを売ったり、歌ったりしにきます。「祖国・ベネズエラがこんなことになり、まさか私がバスでチョコを売る日が来るとは想像もしていませんでした。家族を養っていくためにもぜひ購入お願いします。」等、演説付きです。

こういう景色を見れるのも、バスならではだと思います。

 

バスに乗っているとスリやひったくり、チカンの可能性はあります。しかし、タクシーのように運転手と2人きりということはありません。必ず他の乗客が乗っています。そのため、凶悪犯罪に巻き込まれる可能性は下がります。

ペルーでは、タクシー運転手が犯罪グループと手を組んで、土地勘のない旅行客を人気のない路地で身ぐるみはがす等の事件が発生しています。

リマには、"ここのタクシー会社を使えば大丈夫"というのはなく、きっと皆さん個人タクシーです。身元が不確かなタクシーの運転手は多いです。

 

リマ市営バス(Municipalidad de Lima)に乗車カードが導入されました。

全バスではありませんが、バスの中でも比較的安全なリマ市営バス(Municipalidad de Lima)にようやく乗車カードが導入されました。

 

こういうバスではありません。きっと実物見たら、すぐ区別つくと思います。

 

以前は、現金払いのみでした。

 

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4月ごろから順次、各路線で乗車カードが導入され始め、私が普段利用している赤路線にも先週から導入されました。

(リマのバスの面白いところは、色で路線を区別しています。)

 

 

ちなみに、予告無しに乗車カードが運用開始されたため、現場はパニックです。

そりゃそうですよね。金曜日に乗った時はいつも通り現金だったのに、土曜日に乗った時はカードがないダメと言われました。

急すぎる!!

 

将来的には、完全乗車カードのみにしたいようですが、 今は移行時と言うことで現金も受け付けてくれます。ただ、おつりがなかったり、バスによっては現金NGのため気をつけてください。

 

対象路線

リマ市営バス(Municipalidad de Lima)です。赤・青・紫・黄です。日本人観光客が利用する可能性の高い路線は、赤と青です。

 

乗車カードの購入場所

乗車カードは、LIMA PASSと言われます。バス停に立っている係りの人から買います。

ちなみに、係りの人は大きなバス停にしか係りの人はいません。夜や土日はいないことが多いです。

急に乗車カードを導入したおかげで、購入する人が多いので、係りの人の手持ち分が売り切れていることも。

メトロポリターノの乗車カードと併用できるので、メトロポリターノの駅に行って買うのが早いと思います。

 

乗車カードのチャージ場所

乗車カードのチャージも、バス停に立っている係りの人にお願いします。チャージ金額はお財布と相談してください。小額から対応しています。赤の路線は、運賃1.7ソルです。

私は毎日乗るので1週間分まとめてチャージしますが、ペルー人は紛失の恐れ等を考慮して、こまめにチャージしています。

チャージも、メトロポリターノの駅でするのが確実かもしれません。

 

乗り方

前方扉から乗車します。すると、カードをかざすところがあるので、ピッとしてください。残高が表示されます。

降車時には必要ないので、バスに乗ったら鞄にしまってください。

 

 

 

以上、ちょっと進化したリマのバス情報でした。

私が帰るころまでにどれくらい進化しているか、楽しみでありません。

 

 

 

青年海外協力隊の任期2年の間に日本に帰るか帰らないか

青年海外協力隊の旅行事情

青年海外協力隊は、任期が2年です。派遣される国を任国と言います。

1年に20日、任国外に行くことができます。

(※一等親の忌引きや病気等は、カウント外)

 

現行の規則では、任国外にいける国も限られており、"日本+近隣国"となっています。

(ちなみに、2019年10月から、規則が改定になり、行ける国が増えます。ヤッタネ!)

 

例えば、私のいるペルーの場合だと、

任国外で行ける近隣国は、チリ・ボリビア・エクアドル・ブラジルです。

 

 

ペルーに来る前に考えていたこと

任国外で行ける近隣国は、観光するのにとても魅力的です。

  • チリ:イースター島、アタカマ砂漠、パタゴニア等々
  • ボリビア:ウユニ塩湖等々
  • エクアドル:ガラパゴス諸島等々
  • ブラジル:イグアスの滝等々

挙げきれないほど、観光地にあふれています。2年で計40日の任国外旅行では足りないくらいです。

私はもともと旅行が好きと言う事もあり、ずっと40日をどう有効に活用するか悩んでいました。

 

青年海外協力隊に参加した理由のひとつに、

"自分では選ばないような国で、日本から遠く離れた場所で生活がしたい"

というのもありました。

もともとインドネシアなどアジアが好きでしたが、青年海外協力隊では馴染みのないところに行きたいと思っていました。

 

だから、

 

絶対日本に帰らない。ペルーにいる間に南米旅行する!!

と息巻いていました。

ちなみに、日本からリマは飛行機で1日以上かかります。南米はやっぱり日本から遠いです。

 

そもそも、2年すら日本を離れて生活できないってダサい。絶対、日本に帰らない。

と本気で思っていました。

 

ペルーに出発する前は、2年帰ってこない前提で家族や友人ともお別れ。

 

 

ペルーに来てから感じていること

実際、ペルーに来てからというもの、ずっと2つの思いが渦巻いています。

それは、南米を旅行したい思いと日本に帰りたい思いです。

① 南米を旅行したい

悩みポイント

  • ペルーにはマチュピチュ以外に魅力的な場所がたくさん。ペルー各地を旅行しているだけで2年間すぐ終わりそう。
  • 基本、乾期と雨期に分かれるのでベストシーズンが集中する。
  • 活動先との休みの調整。ペルーの学校は12月から3月が長期休暇のため、その時が基本休みに。
  • 南米、想像より大きすぎる。移動費が高い。
  • 観光地ではなく、協力隊の仲間の活動先にも行きたい。
  • 規則で旅行申請は1ヶ月前まで。ペルーの人は計画を立てるのが苦手なので急に予定が変わる。旅行の計画を安心して立てにくい。

結論、行きたい場所も増え、任国外旅行に行きたいときに40日以内で行くのって難しい。

 

② やっぱり日本に帰りたい

理由は簡単、日本が恋しいからです。

  • 言わずもがな、日本食が食べたい。恋しい。
  • 日本の繊細さに触れたい。かゆいところに手が届く、細部に知恵が施されている日本のものが恋しい。
  • 家族、友人に会いたい。
  • やっぱり日本が好き。

あと、真面目な話をすると、活動を始めてみて自分に足りない能力や活動に必要なものなどが見えてきました。それを補うためにも、一度日本に帰りたいなと。

例えば、日本各地のプラネタリウムに行って、職場のプラネタリウムと比較し、それを職員に伝えたいなと思っています。ペルーにはプラネタリウムが、私の職場ともう1つしかなく(天然の星空はたくさんありますが・・・)、職員がプラネタリウムをどう成長させていくかビジョンが見えていないと活動していて感じています。

日本人には当たり前の地球儀もペルーでは珍しいです。ちなみに、プラネタリウムにある地球儀は日本から寄付されたものです。よくお客さんからペルーのどこで売っているか聞かれるくらい、食いつきがいいです。職員も地球儀系を充実させたいようですが、やはり買える場所がないと。ペルーはAmazon等インターネット通販も発達していないので、ぜひ日本で買ってきて欲しいと頼んできます(もちろんお金は職場持ち)。

もし日本に帰ったら、日本人がボランティアとして働いている意味を見出すチャンスかもしれないと、役に立つチャンスかもしれないと感じました。

 

 

結論

悩みに悩んだ結果、任国外旅行で日本に帰ることに決めました。

南米旅行は、この2年間でなくても今後行こうと思えば行けます。

今この瞬間、日本がとても恋しいと言う思いと、このタイミングで日本に帰るからこそ残りの活動が充実するかもしれないと言う思いで、

日本に帰った方がメリットがありそうだと判断しました。

 

自分に甘いなぁ・・・。

 

 

ペルーのプラネタリウムで働いていて感じたペルーの学校の謎。日本との違い。

青年海外協力隊としてペルーのリマにあるプラネタリウムで働いています。 

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このプラネタリウムは一般のお客さん向けではなく、学校の校外学習向けの施設です。

(と言っても、私に連絡していただけましたらプラネタリウムみることができます。)

 

毎日、リマ中の幼稚園から大学まで幅広く、1~3校やってきます。

 

プラネタリウムで働き始めて約8ヶ月。今回は、ペルーの学校の特徴をお伝えします。

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① 予約は直前

日本の場合、年度初めには1年の予定が決まっていると思います。いつに遠足があって、いつに修学旅行があって、いつに体育祭があって等。多少日付は前後したとしても年度初めにある程度予定は決まっていますよね。しかも、予備日まで。

 

しかし、ペルーは異なります。毎回直前に予約が入ります。どれくらい直前かと言うと、1週間前とか。ひどいときは、当日に予約が入ります。

 

プラネタリウムの運営カレンダー、まだ6月は空欄が多いです。でもきっと予約で埋まって6月も忙しい日々になると思います。

 

学校行事をそんな直前に決めて、段取りがうまく行っているのか疑問です。バスの屋昼食の手配など・・・。

 

一度、疑問になって職員に聞いてみましたが、計画を立てる文化のないペルー人にとって直前の行動が当たり前なので、何も不自由していないようです。

 

② ドタキャンもあり

予約が直前でもありと言うことは、ドタキャンも頻繁に起こります。とりあえず行ける所を探して、色々なところを予約しているのでしょう。

保護者はどこに校外学習行くか等、把握しているのか本当に謎です。

ドタキャン対策で、前日に学校に電話確認を行っています。まれに、「遠いから行かないかもしれない」とどっちつかずな返答があります。ん~、困る!

 

③ 年齢がばらばら

私にとって、校外学習と言えば学年単位もしくはクラス単位のイメージです。みなさんは、どうでしょうか。

 

プラネタリウムは定員45名のため、1学年まとめてくることが難しく、クラス単位の対応になります。そのため、午前と午後に分けたり数日かけたりして1つの学校を対応します。1週間同じ学校が来るが、毎日クラスが異なる的な。

 

しかし、このような対応をする学校は稀です。大抵は、1回限りです。

 

そして、来るメンバーの年齢がばらばらです。本当にびっくりします。

 

中学1年生と高校2年生のミックス45名だったり。年齢が異なるため、プラネタリウム側としてもどちらを対象にして行うか悩んだりします。生解説のため、言葉遣いを年齢に合わせて変えています。

 

1クラス、1学年と言う概念はないのかな?ここに来ていないクラスメイトは学校で何しているのかな?等、疑問でしかありません。

 

 

年齢がばらばらの理由は、主に2つあります。

  1. 定員45名のため、行きたい人が来ている。他の人は、他の施設に行っている。
  2. 入館料が必要なため、払える人だけが来ている。

ペルーで生活していると、子供が働いていたり、物乞いをしていたりする光景をよく見かけます。日本に比べたらまだまだ子供が当たり前に学校に行ける環境が整っていません。そのため、貧しい家庭の子は校外学習に行けないこともあります。

 

そういう子供たちにも宇宙に興味を持ってもらうために、今後は各学校を訪問して出張授業しようかなと考えています。

 

④ 人数を把握していない

学校関係者の方は、一番これが信じられないと思います。私も未だに慣れず、未だに軽蔑しています。

 

それは、学校の先生が来た生徒の人数を把握していないことです。

 

プラネタリウムは、ペルー国立地球物理研究所内(日本で言う気象庁的な専門機関)にあり、セキュリティが厳しいです。入門時に身分証明書を提示する必要があります。

 

そのため、一番初めに先生に人数を聞きます。

 

「だいたい40人」とか超アバウトなこと言ってきます。

 

「生徒は30人だけど、先生は何人かわからない」等。

 

何か事故や災害が起きたときに、所在が確認できない状況でいいのか、、、と呆れてしまいます。

 

 

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今回紹介した4つを完全に否定しているわけではありません。日本より柔軟性があっていいなぁと思う節もあります。

本当にペルーで生活していると180度考え方が異なって驚きます。さすが地球の裏側。

ペルーはペルーのやり方で社会は回っています。

 

もし日本で生きづらいなと感じたら、ぜひペルーへ。

日本の考え方が通らなくて、日本だけが世界ではないと感じます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

ブラジル側で楽しむイグアスの滝⑤~イグアスの滝編~

肝心なイグアスの滝を紹介するのを忘れていました。すっかり初めに紹介した気でいました。

 

フォスデイグアスのバスターミナルからの行き方

空港と同じ120番系統に乗ります。空港を超えたしばらくしたらイグアスの滝につきます。

 

おすすめの持ち物

イグアスの滝は、ほんとに滝の近くまで行くことができます。服やスマホが濡れないようにレインコートやスマホケースを持っていくことをおすすめします。

もしくは、速乾性のある濡れてもいい格好で行くことですね。絶対に濡れます。

私は、バスターミナルにある売店でレインコートを4レアルで買いました。

ちなみにバス車内やイグアスの滝周辺でも、たくさん売っていました。

 

あと、パーカーなど長袖です。私が行った4月は意外と寒くて、滝に濡れた後は半袖だと身震いしてしまいました。イグアスの滝はあったかいと思って、長袖を持ってきていなかったので、反省です。

 

入場料

着いたらすぐチケット売り場があります。大人は70レアル(約1900円)です。意外と良心的な値段です。

 

絶対参加してほしい園内ツアー:Macuco Safari(マクコサファリ)

ブラジル側イグアスの滝の魅力と言えば、イグアスの滝の真下までボートで行けることです!

その園内ツアーは、Macuco Safari(マクコサファリ)と言います。サファリと言いつつ、全く動物は出てきません。

私は、この園内ツアーに参加するため、チケット売り場の近くにある園内ツアーカウンターに行き、ツアー代金を払いました。

ツアー代金は238.1レアル(約6400円)です。

チケットは、インターネットでも買えるみたいです。

 

イグアスの滝を先に見る or マクコサファリを先にする??

結論を言えば、イグアスの滝を先に見た方が良いです。なぜならマクコサファリをすると、全身濡れてしまうからです。そしてマクコサファリでアドレナリンがですぎて、もうイグアスの滝を普通に見ても感動しないと思います。

また、マクコサファリは毎時何分から始まると決まっているわけではなく、人が集まったら始まる系のツアーなので、時間を気にする必要はありません。

 

イグアスの滝へ

イグアスの滝は国立公園内にあります。それも広大です。ブラジル側でも東京都並みの大きさらしいです。大陸の大きさを見せつけられますね。

と言うことで、やはり園内はバス移動です。イタイプダムと違って、1階に座ることをおすすめします。風に直接あたると意外と寒かったです。(多分、曇ってたからかな?)

イグアスの滝についてバスを降りたら、たくさんのハナグマが出迎えてくれました。

 

バスを降りたらすぐ、もう滝が!!!

 

テンション上がります。もう満足。

曇っているのが残念…。

イグアスの滝と言えばこの景色!っていうものが見ることのできるスポット・悪魔の喉笛まで歩きます。

結構歩きますが、緩やかですし舗装されている道なのでそこまで疲れません。滝を見ながら緑を見ながら歩いていたら、気づいたら悪魔の喉笛に到着します。

お!見えてきました。ブラジル側の魅力である、滝に架かる橋。

実際、橋の上から滝をみると、穏やかそうに見えてもやっぱり荒かったです。

お、ちょっと晴れ間が!

橋を渡ると悪魔の喉笛のお目見え!

ある程度距離があるように見えますが、やはり前情報通り、濡れます。ここでレインコートの出番です。滝の水が霧雨のようになっています。と言うことで、スマホはカバンにしまいました。

悪魔の喉笛の反対側。

 

次は、悪魔の喉笛の左にある展望台っぽい所をめざします。

展望台からは、上から滝を見ることができました!そして虹も!

なんか良いことありそうだな♪

上から見ると、さっきいた橋はこんな風に見えます。

滝の上はこのようなにとても穏やかな川?湖?が広がっています。もう大きすぎてわかりません。滝の激しさとの穏やかさのギャップにびっくりです!

ブラジルからアルゼンチン側も見えました。インターネット情報によると、イグアスの滝と言えば断然アルゼンチン側がおすすめだそうです。でもペルーの青年海外協力隊員はアルゼンチン側には行けません。指を加えて、アルゼンチン側を見ていました。

展望台近くにブッフェ形式のレストランがありました。ブッフェ68レアル(約1800円)+飲み物代です。

Macuco Safari(マクコサファリ)

展望台・レストラン近くからバスに乗り、マクコサファリに向かいます。

入り口で、チケットを出します。

ディズニーランドのような車に乗って、移動します。

本当に森。さっきまで滝を見ていたのが信じられません。

車を降りて、歩きます。

ボートに乗る前に、身なりを整える場所に到着。売店にレインコートありました。トイレで水着に着替える人もいました。

コインロッカーもあります。売店でコインロッカー用のトークンを買います。

スマホはロッカーの中へ。絶対持って行かない方が良いです。めっちゃ濡れます。

ちなみに、友達が防水カメラ持っていたので、ツアーの様子撮ってくれました。ツアーの様子を写した動画を販売するサービスもありました。

私は、バスターミナルで買ったレインコートで参戦。

トロッコに乗って川岸へ。

救命胴衣もちゃんとあります。ちなみに、ボートに乗る前に靴を脱いでおいた方が良いです。めっちゃ濡れます。裸足でボートへ!

レッツゴー!

近い!

滝をボートで何度も通り抜けます。もうレインコートの意味がありません。全身濡れました。しかも、滝の勢いがすごくて息ができませんでした。過呼吸気味です。溺れるってこういうことなんだと疑似体験しました。

滝との戦いの後、虹が出ていました。しかもダブル!!

全身、もう下着から濡れました。レインコート、ほんと無意味です。本当に寒かったです。

ほんとボートに乗っている間は興奮しっぱなしでした!!!!自然の力を直に体験できるこのツアーは本当におすすめです。

 

 

以上、イグアスの滝でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

これでブラジル編も終わりです。

次回からはペルーに舞台を戻します。

 

ブラジル側で楽しむイグアスの滝④~珍しい三国国境地点と仏教寺院編~

さてさて、しつこくブラジル編が続きます。

ブラジル・アルゼンチン・エクアドルの3国国境:Marco das 3 Fronteiras

ブラジルのフォスデイグアスは、アルゼンチンとパラグアイの国境にあります。2国の国境は大陸だとよくありますが、3国の国境となれば珍しいですよね。

 

おすすめの時間帯

ちなみに、ここは夜に行くのがおすすめです。ショーをみながらディナーが食べられるそうです。

私は、時間の都合上、昼に行きましたが、お土産屋しか開いておらず一瞬で観光し終わりました。

 

フォスデイグアスのバスターミナルからの行き方

バスは103番です。Marco das 3 Fronteirasに向かいます。終点なので、今回はもし寝落ちしてしまっても大丈夫です。

 

入場料

国境と言えど、無料ではないようです。fundoは寄付で個人に任されているため、最低22レアル(約590円)を払えば大丈夫です。

 

園の様子

国旗ありましたが、風が吹いておらず、、、。

バスから降りると立派な建物が!夜じゃなくて昼行っても楽しめそうだと思いました。

 

が、実際に中に入ってみると・・・。

 

おっ、きれいな公園っぽい。

おっ、川じゃん。

対岸をよーく目を凝らしてみると、パラグアイの国旗が!

またしても目を凝らしてみると、アルゼンチンが!(写真は白飛びしていますが…。)

ちなみにブラジル側はこれ。

 

とまぁ一瞬で国境を感じました。

 

もう山場終わりました。はい。

やはり、夜にショーを見ながらディナー食べた方が楽しめたと思います。

 

あと、インスタ映えスポットは、3国国境を表す看板の前!

これはお土産にもよくなっています。

 

ちなみに遊具もありました。子供に優しいですね。

 

あとは、壁に各国の国旗が描かれていました。

・アルゼンチン

・ブラジル

・パラグアイ

はい、以上です。

ほんと入り口の建物に惑わされましたが、一瞬で観光が終わるので、もし時間がない場合はわざわざ行かなくていいと思います。

川で国境がわかれているので、国に入ったり出たりして遊べません。

ただ、3国国境は日本では絶対みることのできないので、行く価値はあります。

 

ブラジルの中にある異彩な仏教寺院

フォスデイグアスとイタイプダムの間に、仏教寺院があります。とても小さく、特に観光地になっているというわけではありません。

が、私は興味をそそられたので行ってきました!

私はイタイプダムからタクシーで行きました。24レアル(約640円)しました。 バスターミナルからはバスが出ていますが、イタイプダムからはバスがありません。

バスを使おうと思えば、一度バスターミナルまで戻る必要があり、時間もとてもかかるのでタクシーにしました。

同じ方向にあるから、バスで行けるだろうと踏んでいた私が浅はかでした。

 

門は中華っぽい。

さっそく大仏がありました。台湾台中市の西覚寺にある大仏を彷彿とさせます。(行ったことないですが、ずっと写真を見ていきたいなと思っています。)

ところどころ、オブジェのように仏像が。

と思えば、仏像が整列していたり。

涅槃像もいたり。

涅槃像と言えば足の裏!

チェックしたところ、特に何も描かれていません…。

鎌倉の大仏のように青空の下に大仏。

本堂。撮影は禁止です。中には、仏像がたくさんありました。

とまぁ、日本のお寺とはかなりかけ離れたお寺でした。寺を模したテーマパークか?と思いましたが、お祈りしている人もいらっしゃったので、本当のお寺です。

 

 

以上、今回はフォスデイグアスで時間に余裕があればおすすめの観光地を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

ブラジル側で楽しむイグアスの滝③~世界最大級のイタイプダムでまさかのプラネタリウム編~

イタイプダム、大きすぎてプラネタリウムもあります。

青年海外協力隊としてペルーのプラネタリウムで働いているので、これは行くしかない!と思い、行ってきました。

 

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プラネタリウムで活動していますが、別に私は星に詳しいわけではありません。

日本でもプラネタリウムに行った経験があまりありません。大阪市立科学館と東京スカイツリーのプラネタリウムくらいで。決してプラネタリウムマニアではありません。

 

そのため、どういうプラネタリウムが良いか悪いかなど自分の中で基準を持っていません。 ただ、私の職場のプラネタリウムと比較することはできます。

 

ツアーの申し込み方

イタイプダムのツアーと同様にチケット売り場で購入します。

木曜~日曜の16時と19時しかやっていないようです。

 

ツアー代金は28レアル(約750円)です。

 

プラネタリウムツアー参加者は、他のツアーと違うことがわかるように、このシールを貼ります。

 

やはり広大なイタイプダム、バスで移動します。プラネタリウム用のバスがあるので、他のバスに間違えて乗らないように!

 

ツアーの内容

プラネタリウム周辺は、小さな街のようになっていました。

「あれ?ここダムの敷地内だよね?」って感じです。

 

その小さな街は、研究機関が集まっているそうです。大学もあるそうで、そこの学生がボランティアでプラネタリウムのガイドをしてくれています。

 

建物、すごく立派!

ほんとにダム敷地内とは思えないです。

 

ツアーは全部ポルトガル語です。

スペイン語と英語の解説はありません。

そのため、雰囲気を味わうことしかできませんでした。

 

まずは外で、日時計の説明。

何を言っているかはわかりませんでしたが、身振り手振りで察するに、太陽の影の指す方向で日付と時間がわかると。

ふむふむ。理科の教科書に載っていそうな内容だけど、詳しくは覚えていないなぁ。。。と記憶を振り返ります。

これを私のプラネタリウムにも起きたい!と思いましたが、そういえばリマはほぼ曇り空で太陽出ないんだった…と。

 

建物の展示物

そして建物の中へ。

ここにも宇宙飛行士の顔出しパネルが!

私の職場にもあるよ!と。

ここの方が、バックに宇宙の写真があって臨場感ある!!

と言いつつ、撮った写真にバック入っていなかった…。

 

もちろん、地球儀等も展示されています。これも、私の職場にあります!

 

おっと、望遠鏡や隕石?も展示されていました。だんだん差を見せつけられてきます。

ロケットの模型も。

 

お金を持ってそうな香りがぷんぷんしてきました。うらやましいです。

 

ちょっと面白いな&私の職場でもやってみようかなと思ったのが、

各惑星の重さ比べです。

地球を基準に、重さを実サイズの比で作り、持って体感します。

惑星の大きさ、重さや距離は、数字で表現しても桁が大きすぎて想像の粋を越えているんですよね。

それに引き換え、このようにボールで比較するとわかりやすいですね。

 

その他、展示物もたくさんありました。

 

1つ目の目玉:立派な展望台の望遠鏡を使って太陽観測

2階に上がります。階段がオシャレ。。。

 

じゃじゃーん!

 

テレビでしか見たことなかった展望台です。

ガイドから「太陽は何色でしょうか?」と質問。

ひとりひとり、全員が望遠鏡を覗きます。

貴重な経験です。

私が参加したのは16時の回だったので太陽観測でしたが、19時の回だときっと星を見ることができると思います。

 

私が以前職場で、「望遠鏡をのぞいてみよう!」というイベントをした時も大反響でした。

日本の子供でも、このサイズの望遠鏡をのぞく経験はあまりないと思います。

ほんと28レアル(約750円)で、この経験はお得です。

 

2つ目の目玉:お待ちかねのプラネタリウム

私の職場より大きい!

でも日本のプラネタリウムに比べると小規模です。50人入れるか否かくらいの大きさです。

プラネタリウムと言えばやはりこの、半リクライニングシート。座った瞬間、暗いし涼しいし、寝てしまいますよね。

私の職場と比較して、ここのプラネタリウムの良かったところは2つあります。

1つ目は、投影機の周りを囲うように座席があったことです。どの席からも似たように観賞できます。私の職場は、映画館のように一方向にしか座席がないので、半球ドームをみるには前の席の人は後ろを振り返る必要があります。(設計段階でなぜ気づかない?と疑問です。)

2つ目は、投影機と座席に距離があります。私の職場は、投影機の真横にも座席があり、お客様が投影機をペタペタ触ります(文化の違いを感じさせられます)。たまに頭をぶつけます。お客様の安全確保および高価な投影機の保全が課題の1つになっています。

肝心な番組はと言うと、、、、、、、、正直、私の職場の方がクオリティ高かったです。理由は2つあります。

1つ目は、スクリーンなのか機械なのか、よくわかりませんがこちらのプラネタリウムの方が解像度が悪かったです。赤いライトで説明されている星が照らされるのですが、「え、何も見えない」って感じでした。私の職場は、はっきりと見えますよ!

2つ目は、こちらは録音再生でしたが私の職場は生解説です!日本のお客様がいらしたときには、解説者が気転をきかせて北半球の星と絡めて解説したりします。

 

 

最終的にこのプラネタリウムをホメてディスるような形になりましたが、私としては青年海外協力隊としての活動のアイディア探しにもなり、いい刺激を受けました。

日本と比較すると特段ここのプラネタリウムが素敵だったと言うことはありませんが、28レアルで望遠鏡をのぞいてプラネタリウム見ることができるのであれば、十分価値があります。

フォスデイグアスで夜することに悩んだら、ぜひこのツアーに参加してください!

 

(ペルーの首都リマのプラネタリウムもぜひ!)

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。