ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

【乗りこなせたら便利なリマのバス】ようやく乗車カードができるようになりました。

リマのおすすめ移動手段

リマの主な交通手段はバスかタクシーです。

個人的にはタクシーよりバスをおすすめします。

 

バス専用道路を走るメトロポリターノは、旧市街地(セントロ)と新市街地(ミラフローレス)を結んでいるため、観光にも便利です。

 

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路線バスは、案内がないため土地勘がない人にはかなりハードルが高いですが、アプリさえあればすぐに乗りこなすことができます。

 

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なぜタクシーよりバスをおすすめするかと言うと、

  • 安いから
  • ペルーの生活をのぞき見できるから
  • 人の目があるから凶悪犯罪に巻き込まれる可能性が低いから

です。

 

タクシーの初乗りは7~8ソル(約220円)です。

バスの初乗りは0.5~1ソル(約20円)です。

圧倒的にバスの方が安いです。(タクシーも十分安いですが・・・)

 

今、ペルーにはたくさんのベネズエラ人が避難してきています。日本ではあまり報道されていないようですが、ベネズエラは経済破綻しており、混乱を極めています。

バスに乗っていると、よく彼らがチョコレートやチュロスを売ったり、歌ったりしにきます。「祖国・ベネズエラがこんなことになり、まさか私がバスでチョコを売る日が来るとは想像もしていませんでした。家族を養っていくためにもぜひ購入お願いします。」等、演説付きです。

こういう景色を見れるのも、バスならではだと思います。

 

バスに乗っているとスリやひったくり、チカンの可能性はあります。しかし、タクシーのように運転手と2人きりということはありません。必ず他の乗客が乗っています。そのため、凶悪犯罪に巻き込まれる可能性は下がります。

ペルーでは、タクシー運転手が犯罪グループと手を組んで、土地勘のない旅行客を人気のない路地で身ぐるみはがす等の事件が発生しています。

リマには、"ここのタクシー会社を使えば大丈夫"というのはなく、きっと皆さん個人タクシーです。身元が不確かなタクシーの運転手は多いです。

 

リマ市営バス(Municipalidad de Lima)に乗車カードが導入されました。

全バスではありませんが、バスの中でも比較的安全なリマ市営バス(Municipalidad de Lima)にようやく乗車カードが導入されました。

 

こういうバスではありません。きっと実物見たら、すぐ区別つくと思います。

 

以前は、現金払いのみでした。

 

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4月ごろから順次、各路線で乗車カードが導入され始め、私が普段利用している赤路線にも先週から導入されました。

(リマのバスの面白いところは、色で路線を区別しています。)

 

 

ちなみに、予告無しに乗車カードが運用開始されたため、現場はパニックです。

そりゃそうですよね。金曜日に乗った時はいつも通り現金だったのに、土曜日に乗った時はカードがないダメと言われました。

急すぎる!!

 

将来的には、完全乗車カードのみにしたいようですが、 今は移行時と言うことで現金も受け付けてくれます。ただ、おつりがなかったり、バスによっては現金NGのため気をつけてください。

 

対象路線

リマ市営バス(Municipalidad de Lima)です。赤・青・紫・黄です。日本人観光客が利用する可能性の高い路線は、赤と青です。

 

乗車カードの購入場所

乗車カードは、LIMA PASSと言われます。バス停に立っている係りの人から買います。

ちなみに、係りの人は大きなバス停にしか係りの人はいません。夜や土日はいないことが多いです。

急に乗車カードを導入したおかげで、購入する人が多いので、係りの人の手持ち分が売り切れていることも。

メトロポリターノの乗車カードと併用できるので、メトロポリターノの駅に行って買うのが早いと思います。

 

乗車カードのチャージ場所

乗車カードのチャージも、バス停に立っている係りの人にお願いします。チャージ金額はお財布と相談してください。小額から対応しています。赤の路線は、運賃1.7ソルです。

私は毎日乗るので1週間分まとめてチャージしますが、ペルー人は紛失の恐れ等を考慮して、こまめにチャージしています。

チャージも、メトロポリターノの駅でするのが確実かもしれません。

 

乗り方

前方扉から乗車します。すると、カードをかざすところがあるので、ピッとしてください。残高が表示されます。

降車時には必要ないので、バスに乗ったら鞄にしまってください。

 

 

 

以上、ちょっと進化したリマのバス情報でした。

私が帰るころまでにどれくらい進化しているか、楽しみでありません。