【乗りこなせたら便利なリマのバス】わかりにくいバスもこのおすすめスマホアプリさえあれば乗りこなし可能！
少しずつ進歩しているリマのバスシステム
毎日、リマのバスに乗っています。以前、紹介したようにリマのバスは、運賃支払いは小銭を運転手に手渡しです。領収書を受け取りますが、領収書ナンバーが書いてあるだけで、特にいつだれがどこで支払ったかわからないです。たまに抜き打ちで乗車中に領収書チェックがあります。きっと領収書ナンバーを見ているのでしょうが、絶対確認していないであろうペースで回っていきます。一応、不正防止のために領収書は何色か用意されていたり工夫はされているものの、多分無賃乗車している人はいると思います。
そして今日、私は初めて改札のついたバスに乗りました。
運賃を運転手に支払い、運転手が機械をピピピと操作すると、時刻と路線番号が印字された領収書が出てきました。すると、改札が解除され、中に入ることができます。
大きなバス停やラッシュ時には、バス停に運賃担当スタッフがいて、前々から「問題を人で解決しようとするから、抜け漏れが出たり、ローカルルールが出来たりして、初心者にとってバス乗るのが難しくなっているんだよなぁ」とイライラしていました。今回のバス、運賃を運転手に手渡すところは少し残念ポイントとして残りますが、機械を導入して問題を解決しようとしている姿勢に感激しました。
ちなみに、多くのバスにこのような機械は設置されていますが、運用はされていません。システムに問題があるのかわかりませんが、今後運用が開始されたら一気にリマのバスの乗り方が変わるかもしれません。
おまけですが、今回のバスにはつり革もありました。つり革も初めてみました。満員の時やバスを降りるとき、捕まるところができて安心です。
乗るバスを教えてくれるスマホアプリ
リマには、日本で走っているようなバスと専用道路を走るメトロポリターノと言うバスがあります。前者は1~2ソルでリマの各地に行くことができますが、後者は2.5ソルでリマを南北にしか行くことができません。その代わり、行き先表示・バス停アナウンス等があり、初心者でも簡単に乗ることができるシステムになっています。
少し前に世界一周旅行中の旅人と話す機会がありました。
旅人にとっての敵はバス。ローカル色が強く、初心者の人には乗りこなせないから。乗りこなせたら便利だとはわかるけど、高いとはわかっているけど、電車やタクシーを使ってしまう。もしくは歩く。
リマでは、メトロポリターノを使った。
と言っていました。
それを聞いて、大変もったいない！！！と感じました。なぜなら私もまだリマのことは詳しくないにも関わらず、乗ったことない路線のバスに乗って新しい場所に行くことがあるからです。事前に地元の人にどのバスに乗っていいか聞くわけでも、バスに乗る前に周囲の人に聞くわけでもありません。いつもスマホアプリを参考にしています。日本で言うと電車の乗換案内のようなものです。使い方は簡単です。と言うことで、前置きがかなり長くなりましたが、ここでおすすめアプリを2つ紹介します。
TuRuta
アプリを開くと地図が出てきます。出発地はGPSより現在地に設定されるので、地図上で行きたい場所をタップします。もしくは行きたい場所の住所を入力します。
すると、おすすめの路線を紹介してくれます。近くにバス停が何個かあると、各バス停でおすすめの路線を紹介してくれます。ちなみに、表示されている時間は悪魔で渋滞していないときなので、参考になりません。
このアプリのおすすめポイントは、何といってもバスの写真が載っているところです。写真があると、乗り間違える心配もありませんよね。
英語表記なので、スペイン語がわからない人でも使いこなせることができます。このアプリと出会って、ほんとにバスに乗ることにストレスなくなりました。
Moovit
世界各国の乗換案内に対応しています。ペルー以外、世界一周旅行中の場合は、こちらのアプリの方が便利かもしれません。
MoovitもTuRuta同様、地図上で行きたい場所を設定すると、おすすめ路線が出てきます。
私個人の感想では、Moovitの検索結果は合っていないことが多いです。そのため、Moovitは乗換案内以外の使い方をしています。
まずは、バス停の検索。リマのバス停は、小さいとバス停の案内がありません。ただの道端がバス停のことがよくあります。そのため、アプリでバス停の位置を検索して、近くのバス停を把握します。
次の使い方は、全体の路線図を把握します。乗換案内で何本かおすすめ路線が出てきたとき、そのバスがどの道を通るのか確認した方が良いです。なぜなら、治安の悪いエリアを通るかもしれませんし、渋滞しやすい道路を通るかもしれないからです。バスの車体には、通る大きな通り名は書いてありますが、詳細はこのアプリで確認します。
リマのバスの驚きポイントの1つに、上りと下りで通る道が変わることがあります。行きはこのバスだから帰りも同じバスに乗ろうと思ったら、違うところに行く可能性があるので、乗る前にアプリで検索することをおすすめします。
Moovitはメインは日本語表記になっています。心強いですよね。
私もこれらのアプリに出会うまではバスに乗るのを避けていました。しかし、バスに乗るようになってからは格段に行動範囲が広がり、日々違うバスに乗って刺激を受けることができます。リマは本当に路線数多いので、同じところに行くにしても「今日はこのバスに乗ってみよう」と思ったりもします。
これらのアプリを使って、ぜひ安く便利にリマの街を観光してください。
