ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

2019年リマ在住日本人が考える観光客向けリマの治安

今回はリマの治安に関して。

皆さん、どのようなイメージでしょうか?

 

殺されそう、薬やってそう・・・等でしょうか。

 

南米は危ないって言うイメージが先行しすぎていますが、

私としてはペルーは皆さんが想像するより治安はいいと思います。

 

ただし、基本的な犯罪から身を守る行動が取れていたらの話です。

  • 治安が悪いと言われているエリアには行かない
  • 夜に1人で出歩かない
  • スマホ、財布など金目のものを出さない
  • 目立たない

等です。

 

ちなみに、大使館やJICAからの治安報告によると、最近少し治安は悪化しているようです。

 

では、ここからはリマに注目していきます。

※悪魔で私の意見なので、"絶対"ではありません。

 

リマの治安が悪いエリア・良いエリア

日本人が観光で行きそうなエリアを簡単にまとめました。

  • リマの空港:×要注意地域
  • 旧市街地(セントロ)、中華街(バリオチノ):×要注意地域
  • 噴水公園(セントロ):△注意
  • 新市街地(ミラフローレス、バランコ):○基本的な注意で大丈夫
  • 日秘文化会館(ヘススマリア):○基本的な注意で大丈夫

  • 日本人宿・お宿桜子(サンファンデルリガンチョ):×要注意地域
  • 日本人宿・ペンション当山(ヘススマリア):○基本的な注意で大丈夫
  • 日本人宿・江田イン(マグダレーナ):○基本的な注意で大丈夫

ざっくりと、海から離れて北に行けば行くほど治安が悪いと認識しておけば、問題ないと思います。

 

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リマは不思議な街で、治安の良いエリア(高級街)と治安の悪いエリア(貧困街)が入り交ざっています。

そのため、確実にココから先がだめ!とは言えません。

私の住んでいるサンボルハは、リマでは高級戸建てエリアですが、その隣は危険エリアのためJICA居住禁止になっています。

 

観光がてらお散歩しようと歩いていると、突如危険エリアに変わっていることもあるので、注意してください。

「え、そんな土地勘ないのに難しいよ」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。

明らかに景色が変わります。街並みが異なります。肌で危険を感じ取ると思います。

 

空港から市内に向かう時が要注意!スマホ使用禁止!

空港のあるカヤオは治安が悪いです。交通渋滞が激しいです。

そのため、空港と市内を結ぶ道路では、「窓割り強盗」が流行っています。

 

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窓割り強盗とは、、、どういうものかと言いますと、 

悪い人たちも、空港に向かう車や空港から出てきた車には、ペルーに慣れていない金目のものを持った外国人が乗っているとわかっています。

渋滞に引っかかり、車は長時間停車したままです。

すると、悪い人たちが車の窓を割って金目のものを取っていきます。

 

では、どういう車が狙われるかと言うと、

悪い人たちはスマホやパソコンの明かりを頼りにします。

確実に目標物・成果物があるとわかるからです。

 

そのため、空港と市内を結ぶ道路では、スマホやパソコンは使用せずに、

手荷物は足元におきましょう。

 

歩きスマホは危険!1日約6000件のスマホ強盗が発生。

日本で歩きスマホ危険と言うと、他人にぶつかったりするからですよね。

ペルーでは、スマホを盗まれるから歩きスマホが危険なんです。

1日約6000件スマホ強盗が発生していたとは想像以上でした。

 

ペルーに来て驚いたのは、私のイメージしていた強盗・ひったくりが少ないと言うことです。鞄ごとひったくったり、鞄の中の財布だけ抜いたり、、、そういう案件はあまり聞きません。

 

むしろ大胆で、

通話中のスマホをさっと取ったり、操作中のスマホをさっと取ったりします。

 

目標物を確実に絞って、狙ってきます。

古いスマホだから大丈夫と言うわけでもありません。iPhoneは標的になりやすいです。

 

スマホを触るときは、建物の中に入りましょう。道では鞄にしまいましょう。

 

タクシーや誰かを待つときは屋内で。

日本人は、待合せをした時、身の安全を確保するために屋内で待つ習慣はないですよね。

ただ、ペルーでは屋内で待つようにしてください。タクシーは待たせて大丈夫です。

 

外で待っていると、悪い人が「外国人がどこかに向かおうとしている」と注目して、仲間を呼んで襲撃してくる可能性があります。

 

特に、空港に向かうためホテルで大きなスーツケースもっている時が危ないです。悪い人たちも、知恵があるので、パスポートだけ残して他のものを盗みます。

「警察に連絡して国に帰れない or 大人しく国に帰れ」と言う究極の選択を迫ってきます。

カードも盗まれるため、航空券を買いなおす等の手続きも大変になります。そのため、多くの被害者は泣き寝入りするそうです。

 

被害にあった時に守って欲しいこと!!!!!

命は一番大事です。

盗まれたものは命より大事ですか?

 

ということで、被害にあった際は抵抗しないことが一番です。

 

抵抗して殺されたと言う事案が多いからです。

 

おまけ:自動車優先。信号はあってないようなもの。自分の目で確かめて!

自動車優先です。歩行者がいようと猛スピードで走ってきます。

さすがペルーと感心してしまいますが、立派な信号もありますが信号はあまり機能していません。車も歩行も青やん!みたいなことがあります。

自分の目で安全を確認してください。

 

 

以上、リマの治安についてでした。

ほとんど強盗・ひったくりについてになってしまいました・・・。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!