ペルーから一時帰国中です。
世界で最も厳しいと言っても過言ではないペルーでの自宅待機生活から抜け出し、日本に一時帰国しました。
と言うことで、ペルーに戻るまでこのブログもお休みします。
私の思ったことや考えは、Twitterでつぶやいていくつもりです。
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ロックダウン中のペルーの様子
ペルーは3月16日より外出禁止令です。
※日本の外出自粛とは異なり、禁止令のためルールを破れば逮捕されます。
今のところ、4月12日までの予定です。私の予想では延長します。
なぜなら感染者数が増える一方だからです。。。
とまぁ、ペルーはいわゆる”ロックダウン”状態です。
一部報道でもあったように、鎖国中のため日本人旅行客もペルーに取り残されています。
ほんとに外出しちゃいけないの??
そんなことありません。
生きるために必要な外出は許されています。
今は朝5時~夕方18時までは買い物・病院・銀行に行くことができます。
(3月30日までは夜20時まで外に出れたんですけどね。。。厳しくなっちゃいました。)
散歩やジョギングはアウトです。逮捕される可能性が非常に高いです。
ペットの散歩もグレーゾーンのようです。
私は青年海外協力隊としてペルーに滞在しているため関係ありませんが、農家・物流関係・スーパー・清掃・病院・軍等、許可された仕事の方は働いています。
本当にありがとうございます。おかげさまで、変わりなく生活できています。
ちなみに、夕方18時~朝5時までに外出したら、逮捕されます。この時間は完全自宅待機です。
自家用車禁止です
遠出することで感染拡大を抑えたいからか、自家用車に乗ることは禁止されています。
大通りでは軍によって検問が行われています。
故に、徒歩圏内にしか買い物に行けません。
スーパーは入場規制があります
密集度が高まると感染リスクが高まるため、スーパーは入場規制がされます。
待っている時も1m以上距離を開けて並ぶ必要があります。
スーパーはいつも通りの品添えです
ペルーでも買いだめ・買い占めが起こりましたが、今となっては欠品もなくいつも通りの品揃えです。
ただ、今までと違って野菜の品質にばらつきがあるように思います。選別している暇がないんだと思います。
1人以上で外出禁止です
感染拡大を封じ込めることが目的の外出禁止令なので、家から出ることのできる人は1家庭1人です。
複数人での外出は禁止されています。
昼12時半前後は大統領の会見です
大統領が感染者数の推移やペルーの状況について会見します。
忙しいのに、毎回ほぼカンペを見ないで話している姿には感銘します。
大統領が会見で、
「人生で、あなたも私も一番大切なものは家族です。家族以上に大事なものはないでししょう。家族を守らなくてはなりません。でも今、家族の範囲を広げて考える必要があります。それはペルーです。家族を大事にするように、ペルー全国民に気をつかいましょう。」
とおっしゃっていました。 ※私が訳しています。
本当に、この通りだと思います。
家族が健康だからこそ、自分は幸せに生きて好きなことができています。
今の日本の状況を見て、あまりにも経済優先していて少し悲しいです。
夜8時は感謝の時間です
夜8時、コロナ感染拡大防止に尽力しているすべての人に対して感謝の気持ちを伝えるために拍手をします。
国歌、国民的歌「contigo peru」を演奏します。
このcontigo peru、一度聴いたらハマっちゃいます。頭の中、ぐるぐるしますよ。
!意外!ロックダウンの個人的メリット
ロックダウンはデメリットだけではありません。
私が生活している中で、感じたメリットは
- 空気がきれい(交通量が圧倒的に減るため)
- 交通事故にあるリスクが減る (交通量が圧倒的に減るため)
- 静か(夜は本当に静かで、落ち着けます)
- 街がきれい(人通りがほんとに減るので)
今までの生活が行き過ぎていたんだなと思うこともあります。持続可能な社会の実現ってどんなんだろうと想像したりします。
でも、やっぱり日常が恋しかったりします。要は、ないものねだりですね。
とまぁ、こんな感じで生きています。
17日も自宅待機していると慣れました。
ただ、ペルーでは現時点で逮捕者は約4万人。このまま行くと治安がどんどん悪くなりそうで不安です。
徒歩移動しか認められないので、逃げ場もないですし。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
また、次回もよろしくお願いします。
ペルー緊急事態宣言で自宅待機だから吉野家の缶飯食べてみた
ペルー時間3月15日20時に緊急事態宣言が出されました。
簡単に言うと、2週間の「国境閉鎖」・「外出禁止令」です。
詳細は、在ペルー日本国大使館のホームページご覧ください。
https://www.pe.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00031.html
3月17日、外出禁止令を守らない人々が多く、守らない人は厳しく取り締まるぞ!と発表されました。※買い物や病院に行く外出は許されています。
3月18日、20時~5時の外出が禁止になりました。
3月19日、個人車両の通行が禁止されました。
JICAペルー事務所からは治安の悪化見受けられると連絡がありました。
と言うことで、ほんとに用事がないと外に出ない方が良いです。コロナにかかるかからないという問題ではなくなってきています。
3食2週間、完全自炊生活になりました。
家にある食糧で言えば、2週間は余裕でまかなえます。炭水化物ばっかりですが。。。
さぁ、今日は何食べようかなと物色していたところ。。。
なななななんと!!!
吉野家の缶飯が出てきました💛💛こんなこともあろうと、買っていました。
牛丼で有名な、かの吉野家が非常時用にと牛丼を缶詰にしてくれたんです!!!!!
https://e-shop.yoshinoya.com/shop/e/ekanmeshi/
ペルーでは薄切り肉を食べる習慣がありません。そのため、自炊で牛丼はなかなか作れません。
一度、日本食レストランで”牛丼”を頼みましたが、
なんか焼き肉が上に乗っている感じで、それはそれで美味しかったんですけど、イメージしていた牛丼ではありませんでした。
と言うことで、久しぶりの牛丼です。
まず缶詰開けようとしたら丁寧な説明書き。親切さにキュンとしてしまいました。
日本製らしく全く力を入れずに、サッと開けることができました。
まぁ牛丼だからね、見た目は茶色いよね。見た目的には食欲はそそられない。
非常時用なので、そのまま食べてもいいんですけど私はお皿に移し替えて電子レンジでチンしました。
お皿に移し替えたらこんな感じ。お米につゆだくな感じです。
食べてみた感想は、
味が濃い!!
紅生姜恋しい!!
です。
正直、これもイメージしていた牛丼ではなかったです。ただ、それは吉野家ブランドで過度に期待していたからかなと思います。
味が濃かったので、これをおかずにお米食べれそうな感じでした。
触感を出すためか、ちょっとお米は硬めでした。
残り3個、缶飯は残っています。どうアレンジして食べようかなとワクワクしています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
JICA海外協力隊の要請内容と実際の活動について
お久しぶりです。1ヶ月に1回は更新しようと心がけていましたが、なんとまぁ2月はサボってしまいました。
言い訳をしておくと、2月は引越し&活動&日本帰国とてんやわんやしていました。
さて、現在JICA海外協力隊の春募集が行われています。
協力隊あるあるなのは、「応募時の要請内容と実際任地で求められる活動内容が違う」ことです。
多くの応募者は心配していることではないでしょうか。
実際、私の周りでも上記理由で任地変更をした人や任期短縮をした人がいます。
と言うことで、私の場合はどうだったのかお伝えします。私が応募したときの要請内容と、私の実際の活動と、今募集されている要請内容を比較していきます。
私が応募した時の要請内容
要請内容は、ざっくり言って「小中学校対象に活動しよう!」と言うものです。
日本にいる時は、デンジロウ先生をイメージしていました。リマ市内の各学校に行き、子供たちと楽しく実験するのかなぁぁぁと。
職種は理科教育です。理科教育がベースになると思っていました。要請内容で言うと、1と2がメインで、3がサブ。
では、続いて私の実際の活動をベースに作成した後任の要請内容を見てみましょう。
後任の要請内容
じゃじゃじゃじゃーん
私が応募した要請内容にあった「出張プラネタリウム」や「小中学校への科学の普及」の文言は消えました。出張どころか、活動は国立地球物理研究所(プラネタリウム)内で行うとまで言われています。
後任の要請内容は、「指導を行う」等シニア案件ではないのに。。。素人なのに生意気な。。。内容になっています。
つまり、私は今、応募した要請内容とは全く異なった活動を行っています。
理科教育と言う職種のため、よく学校で教えていると思われますが、実際はあまり子供相手に活動していません。教員免許も持っていません。
要請内容と実際の活動内容が異なる理由
協力隊あるあるの「応募時の要請内容と実際任地で求められる活動内容が違う」件について、私なりに考えました。
①前任者と自分でキャラクターが異なる
私の場合は、このパターンです。
前任者は、確かに私が応募した要請内容のような活動をしていました。ただ、私は前任者のようには動けませんでした。
と言うことで、私なりに活動していたらアドバイザー・コンサルタントのようになりました。
つまり、自分で要請内容と活動内容を変えました。
ペルーには日本のような本格的プラネタリウムはありません。職員がプラネタリウムをどのようなものにしたいのか、具体的な目標を持っていないと感じました。そのため、私は日本でのプラネタリウムの位置づけやイベントなどを伝え、少しでも目指すべきところが明確になればいいなと思っています。
②職場のメンバーが要請時と異なる
多くの場合が、このパターンです。
要請内容を作成した時から実際に活動し始めるまで、かなり期間があきます。その間に、職場のメンバーが一新し、ボランティアに求められることが変わります。
ペルーでは、日本では考えられないスピードで職場のメンバーは変わります。私も何人見送り、何人歓迎したことか。。。
私の場合は、プラネタリウムの広報部に依頼された内容のイベントをすることが多いです。広報部のボスが変わると、求められるイベントが異なります。イベント企画途中に広報部のボスが変わったら、企画途中でも内容変更してきます。はい。
応募する人たちに伝えたいこと
要請内容と実際の活動が同じかどうかは、実際に合格しないとわかりません。応募時点で悩むよりとりあえず応募してみてほしいです。
実際に活動をはじめ、要請内容と違うなと思っても、活動期間は同じ2年です。後悔しないように活動先と話し合い、満足のいく活動を行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
【クスコの新名所】大きな岩のワクラプカラWaqrapukara遺跡ツアー
ワクラプカラWaqrapukara遺跡
マチュピチュの玄関口・クスコと言う街から車で数時間行ったところにあります。
言葉では難しいので、大きな岩とはこんなものです。スリランカのシギリアロックやオーストラリアのエアーズロック的な。
周りは谷なんです。ここだけこんな岩と言うか山というか。。。があるんです。
プレインカ・インカ時代の遺跡です。
※標高は4500m級です。寒いです。酸素足りません。
ツアー代金
このツアー、まだ始まったばかりで毎日催行していません。ツアー会社によって変わると思いますが、私が聞いてまわったところ「土曜のみ」「4人集まれば」「火・木」等々、まだまだ気軽に参加できる雰囲気ではありません。
私たちは3人グループで、日程的にツアーに参加できなかったので、思わずプライベートツアーにしてもらいました。
グループだと1人180ソル(約5000円)のツアー料金のところが多かったです。
プライベートにするなら750ソル(約24000円)でした。
車代、ガイド、朝ごはん、昼ごはん込みです。
まだまだ観光地化されていないので、入山料のようなものは払いません。
(そもそも人が住んでいない。。。)
ツアー内容
朝4時出発。
朝5時半ごろ、朝ごはん。
ここが最後のトイレスポット。以降、トイレは大自然の中することとなります。トイレットペーパーとゴミ袋持っていくことをおすすめします。
朝7時半ごろ、歩き始めるスポットに到着。
まだまだ観光整備されていないため、駐車場なんかありません。雨期で道がぬかるんでいるため、車が進めるところまで行って、そこから歩き始めると言う、なんとも大胆なスタイル。
周りに民家もなにもありません。雪がチラホラ。
たまに案内が。ちょっと安心。
ひたすら歩きます。誰もいません。
まだまだ歩きます。たまに牛がいますが、野生感強すぎて怖かったです。
朝9時半ごろ、ようやくお目当てのものが!!!視界に入り始めます。歩いて2時間くらいです。
テンションピークです。
ぶっちゃけ、もうこの景色が見れたら満足&脚も疲れたし帰りたいって気分でしたが、遺跡にのぼることができます。
はい、もちろん心臓破りの階段です。
家があった跡。家の跡が丸いとプレインカ時代、四角いとインカ時代。ここの遺跡は、2種類の跡が見れて面白いですよ。
近くで見ると、確かに人工的な感じがします。
こんな感じで薄い岩が重なっています。ガイドが言うに、ここは自然にできたそうです。ほんまか?って感じですけど。
2つの岩の間は谷です。落ちたら死にます。
神聖な場所のため、神社があります。
人の顔のような岩もあります。怖いです。
さてさて、この岩の後ろには奥の院のような形で小さな神社がありました。
そこに行く際、ガイドに高所恐怖症か尋ねられました。「いやいや、高所恐怖症ならそもそも今まで歩いてこれてないよ」とツッコミ、いざ行くと、、、
両側が崖で、とっても細いところを歩かないといけなかったです!!
自然と足が震えました。
奥の院的なところにも神社が。
帰りはもう疲れすぎて全く写真撮っていません。。。
このツアー、実は行きは下り道なんです。4600m→4300mに下がります。そのため、行きはキャッキャキャッキャ楽しく歩くことができます。
ただ、帰りがツライです。遺跡でアドレナリンMAXでテンション上げきった後、ひたすら上り坂です。しかも景色は単調(行きで見てきたもの)。標高が高いので、坂道を2時間登り続けるのは、割とハードです。
午後2時、無事に車に到着しました。それから来るまで1時間ほど行った先で昼ごはんを食べます。クスコの街には6時ごろ着です。
持って行くのにオススメのもの
とにかく、標高高くて寒いので体温維持が必須です。歩いてたら暑くなるとかではないです。
・防寒具
・保温性のある水筒
の割りに、標高高いので日差しは強いです。日焼け対策も必須です。
・サングラス
・帽子
あとは、長時間歩き続けるので、おやつ。
トイレは自然の中でするので、トイレットペーパー。
歩くのはつらいですが、マチュピチュ同様こんなところになんでこんなものが!??と驚きの隠せないくらい素晴らしい遺跡です。
高所恐怖症でなければ、ぜひツアーに参加してみてください!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
【クスコのツアー紹介】もう1つのレインボーマウンテン・パルコヨ
もう1つのレインボーマウンテン・パルコヨ
最近のクスコ旅行と言えば、「マチュピチュとレインボーマウンテン」が大定番。
ビニクンカ・レインボーマウンテン、標高が5000m級でとてもキツいです。。。
酸素が足りません。。。
その上、大人気で大名行列のように人が連なっているので自分のペースで歩くことができません。。。
ということで、この本家のビニクンカ・レインボーマウンテンには迫力が劣りますが、最近もう1つのレインボーマウンテン・パルコヨがでてきました。
標高は本家と同様5000m級ですが、緩やかな道のため簡単に訪れることができます。
その上、本家と違って、石の森(パルケデピエドラ)にも行けるので、お得な感じがします。
※私は勝手に、ビニクンカ・レインボーマウンテンを”本家”、パルコヨ・レインボーマウンテンを”もどき”と呼んでいます。
ツアーの流れ
朝7時ごろにお迎え。
朝9時ごろ、2時間くらいバスに乗ったら朝ごはん。
トイレは便器有り&トイレットペーパー有りでした。
バイキング式でした。高山病対策でコカ茶は飲んでください。
昼11時ごろ、また2時間くらいバスに揺られたらトレッキングスタートです。
途中、かなり景色がきれいでした。アルパカの群れや赤土の山等。車酔いしそうだったので写真にはおさめていませんが。。。
1ソル払いますが、トイレあります。流れにくかったですが。。。
さぁ、歩き始めです。雨期なので天気は悪いです。ヒョウが降っていました。
歩き始めてすぐレインボー感ただよう。
スマホのカメラだと広大さが伝わりませんが、周りはこんな緑色。
歩きます。といってもしんどくはないです。中高大と帰宅部の私でも平気です。
入り口から30分くらい歩いたら、1つ目の撮影スポット。
石がアルパカ風に積み重ねられていました。かわいい。
本家のビニクンカに劣りますが、しっかり色つきの山。
すぐ横にもレインボー感ただよう山が。
チップを渡したら写真も撮れます。
また30分くらい歩いたら、2つ目の撮影スポットに到着。
本家の急な感じはありませんが、しっかりレインボー。
オプションで石の森に行くことができます。ただし、上りです。
体力的につらい人は、バスに戻ります。
高いところから見ると、一面にレインボーが広がります。本家では見ることのできない景色です。
いろんな角度からレインボーを楽しむことができます。
10分くらい上ると到着。山の頂上に突如として現れる石たち。鋭すぎる!
自然の驚異を感じますね。
またゆっくり歩いてバスに戻ります。アルパカかリャマか未だに見分けつきませんが、放牧されていました。
お昼は、朝ごはんと同じところで食べます。ビュッフェです。私は、力尽きてそんな食べれなかったので、写真におさめておりません。
18時過ぎにクスコに帰ってきました。
パルコヨ・レインボーマウンテンがおすすめな理由
- 人が少ない!!! → 写真に人が入り込まない。
- 本家より緩やか!!! → キツくない。
- 石の森も見ることができる!!! → お得感。
- 朝がゆったり!!! → 朝7時発くらい。本家は5時発とか。。。
ツアー代金
まだ新しいツアーなのでツアー代金は本家のビニクンカより高いです。
記憶によると75ソル(約2500円)でした。あいまいな記憶ですが。。。
以上、最後までお読みいただきありがとうございまいた。
次回もお楽しみに!
ペルーの白い街・アレキパにあるペトラ遺跡とグランドキャニオン
前回は、アレキパのウユニ塩湖を紹介しました。
今回は、アレキパのペトラ遺跡(採石場)とグランドキャニオン(谷)についてご紹介します。
これは、アレキパがどこかの真似をしているというわけではありません。
わかりやすいように、私が勝手に命名しているだけです。
ちょっとその前に、アレキパのカテドラル。幻想的でロマンチックな雰囲気。
とても美しく、何度みてもうっとりしてしまいます。
アレキパは高地ですが、ウニのセビーチェ(マリネ)も食べることができます。
ルタデルシジャール(Ruta del Sillar)ツアー
sillarとは、”切石”と言う意味です。
私は、アレキパのペトラ遺跡(採石場)とグランドキャニオン(谷)はツアーで回りました。ツアーで回りましたが、どれも近所なので、わざわざツアーにしなくてもいいかもしれません。
街の近所をまわるので、半日ツアーです。午前と午後の出発2種類あります。私は午後発にしました。
ツアー代金は25ソル(約800円)。お手ごろです。
①展望台
まずは展望台からアレキパを一望します。
アレキパの富士山・ミスティ山もきれいに見えます。
なぜ、この展望台に行くかと言うと、採石場で取れた石で作った像がたくさん置かれているからです。
街から近いのに、こんな舗装されない道を通って採石場を目指します。
②採石場ペトラ遺跡
車と比較するとどれだけ大きな崖かわかりますか?
カマクラみたいな可愛いトイレもありました。
この採石場で14年間働いている方から、写真奥の巨大な石から売物の石を切り出す方法を教えていただきました。約6キロのトンカチのようなものを振って、石を割っていきます。売物の石はおよそ36kgで、きれいな直方体をしています。1日10個できるそうです。それでも売物の石は5ソル(約30円)です。話を聞くと、少し悲しい気持ちにもなりました。
※刺されたら、めっちゃ強烈に腫れる虫がたくさん飛んでいました。虫除け必須です。
③グランドキャニオン
採石場からちょっと行ったら、一気に砂漠のような景色になりました。
下っていくと、、、(簡単に歩けます。全く疲れません。)
なんと、アレキパのグランドキャニオンのお出ましです!!
本物のグランドキャニオンに比べて、谷の深さが浅いです。当たり前ですが。。。むしろ谷と言っていいのか。。。
ちょっと崖を上って、インスタ映え間違えない写真も撮る事ができます。
以上、最近イチオシのアレキパツアーをご紹介しました。半日ツアーで車に乗っている時間も短いですし、歩きも大変ではないのでおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
ペルー白い街・アレキパの新しい観光スポット!まるでボリビアのウユニ塩湖
アレキパのウユニ塩湖・ラグーナデサリナス
ペルー第2の都市・アレキパ。
定番の観光地と言えば、聖カタリナ修道院やコルカ渓谷です。
しかし、ここ最近
インスタ映え間違いない観光地が登場しています。
そう、
ペルーなのにウユニ塩湖のような場所があるのです!!!
その名も、
ラグーナデサリナス
塩田・塩湖と言う意味です。そのままですね。
ツアーについて
基本的にツアーで行きます。
最近登場したツアー&平日ということもあり、参加者は私含めて6人でした。
私たち以外のツアーは組まれておらず、どのポイントに行っても6人だけでした。
そのため、忙しくなくゆっくり観光できました。
写真にも他の人が入らないですし、最高です。
ただ、舗装されていない道をひたすら車で移動するため、
非常に揺れるし疲れます。。。
ラグーナデサリナスは標高4600mあたりです。
高山病対策も必要です。
ツアー代金
ツアー申込み時に、
・車
・ガイド(滝・ラグーナデサリナス)
・朝ごはん
で90ソル(約3000円)。
現地レストランで、昼ごはん10ソル。
現地コミュニティに、入湯税5ソル。
計105ソル(約3500円)支払いました。
ツアー内容
朝6時、アレキパのセントロ出発。各々のホテルまでお迎えに来てくれます。
朝7時ごろ、滝を見に行くため車下車。
ガイドが言うには「8分間のちょっとやっかいな道を歩いて滝を見に行く」との事。
全く滝が無さそうな景色ですけどね。
はしごを上ったり、
岩の隙間を通ったりすると
ほんとに滝がありました。
セントロから車でちょっと行って、冒険ちっくにちょっと歩いたところに、こんな滝があるなんて!癒されました。
ここは、地震で崩れてできたらしいです。
8時ごろ、滝からすぐの街で朝ごはん。ペルーの富士山と呼ばれるミスティ山がきれいに見えました。
卵サンドパンとコカ茶。
※この朝ごはんのタイミングでトイレ行ってください!!!!この先、お昼までトイレ行くタイミングはありません。。。
9時ごろ、ラグーナデサリナスに到着。
ウユニ塩湖みたいでしょう??? 広大さが伝わりますでしょうか。
雨期の1月2月ごろは水が張るため、ウユニ塩湖のように鏡張りになります。乾期は、乾いており真っ白です。
ちゃんとトリック写真も撮ります。
ここの塩田は、塩を収穫して出荷します。そのため、奥には入り込めません。隅っこのほうでウユニ塩湖らしい写真を撮って楽しみます。
農家さんの許可をいただいて、塩をなめなめ。結晶は大きく、塩味は強くありませんでした。ちょっとミネラルが多く含まれてそうな味です。
フラミンゴもいました。見えにくいですが、写真右真ん中。タイミングが合えば、たくさんのフラミンゴと出会えるそうです。
11時半ごろ、塩湖からちょっと車移動したところで火山見学&温泉です。これはツアーに含まれていないのでオプションです。行きたければ5ソル支払い、行きたくなければ車で待機です。
全く近くに火山と温泉の無さそうなところで車を降ります。
歩いてすぐ、小さな小さな火山がありました。火山自体でみたら小さいですが、ここは標高4600m。火山口に水がたまっていました。
そして温泉。火山の近くにあります。きれいな青色です。実は水深4mです。私は泳げないので、入らずに見守っていました。
ちなみに、ペルーでは水着を着て温泉に入る習慣があります。もちろん、温泉の近くに更衣室はなく、岩陰に隠れて水着に着替えます。
標高も高く、風も強く、温泉から上がったツアー仲間たちは寒そうにしていました。なお、お湯は日本人的にぬるめ。
帰り道、たくさんのリャマに出会いました。写真は撮り損ねましたが、このツアー中に珍しいビクーニャも見かけました。
2時半ごろ、お昼。朝ごはん食べたところと同じレストランです。
4時頃、セントロに戻りました。
おすすめの服装・持ち物
・舗装されていない道を通るので、酔い止め・マスク
(とにかく砂埃がすごい。車内に砂が入り込んでずっとけむたかったです。)
・標高が高いので、高山病対策。コカ飴
・日焼け対策
・ウェットティッシュ(服のあらゆるとことに砂埃がつくため。)
・私の行った12月は、長袖シャツと綿のパーカーで寒くなかったです。日が出ないと寒いので厚手のものを予備で持っていくと安心です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
ガイドブックには載っていない外国人観光客の少ない街・ワンカイヨ
リマから高速バスで7時間のところにワンカイヨというキレイな高地都市があります。
目立った観光地がないためあまり外国人観光客には知られていませんが、ペルーの人からするとリマから気軽にアクセスできて自然もあってリラックスできる高地都市と言うイメージです。
ワンカイヨから車で数時間のところにはコーヒーの名産地オクサパンパもあり、そこと合わせて旅行する人が多いようです。
検索してもめぼしい情報もなく、自然しかない片田舎だと思っていましたが、今回ワンカイヨに行き、都会度と自然度がいい塩梅で素敵な街だったので、紹介いたします。
ただ、日本からわざわざ行くほどの街ではないと思います。。。登山が好きな方や鉄道が好きな日本人観光客がたまに行くらしいです。
リマからの行き方
主に3種類あります。
- 高速バス:片道7時間。昼便・深夜便有り。利便性高い。
- 鉄道 :片道12時間。めったに運航しない。高い。
- 飛行機:近くのハウハまで飛行機で行き、そこから車で約1時間ちょっと。
高級高速バスcruz del surを利用
私は、クルスデルスル(cruz del sur:https://www.cruzdelsur.com.pe/)と言う、高級高速バスに乗ってワンカイヨまで行ってきました。
2階建てバスで、リクライニングシートになっています。シートも大きくてフカフカで、飛行機のビジネスクラスと同じようなイメージです。
モニターもありますが、使えることもあれば使えないことも。モニターは期待しない方が良いです。
このバス会社は、目的地までノンストップ&乗客の顔写真を撮ることで安全性を確保しています。そのため、バスの中で軽食が出てきます。
アンデスの山道を通るため、バスはかなり揺れますし、高山病のような不快感があるため、ご飯を出されたところで割と食べる気が起きないという。。。
昼便で行ったため、日本では見ることのできないアンデスの山々の景色を堪能いたしました。
高速バスを利用する際のポイント
- 2階席の1番前の席がおすすめ:大型バスのため後方はかなり揺れます。
- ご飯は鶏がおすすめ:ペルーで鶏は滅多にハズレません。
- ジュースやおやつを持参:飛行機のように定期的にサーブされません。1度のみ。
- 酔い止め:山道のカーブがひたすら続きます。
ワンカイヨの中心地
ペルーの各都市の中心地と言えばアルマス広場ですが、ワンカイヨにはアルマス広場がありません。
その代わり、Plaza de la Constituciónと言うものがあります。個人的にConstituciónの発音が難しくて手こずりました。
大型ショッピングモールは2つもあります
片田舎と侮っていましたが、大型ショッピングモールが2つもありました。
ペルーの大手スーパーも進出しており、生活には困らないイメージです。
- オープンプラザ
乳製品がおすすめ
新鮮な乳製品が手に入ります。
リマではアイスと言えば果物系のジェラートが多いですが、ワンカイヨではアイスと言えばソフトクリーム。コーヒーの名産地・オクサパンパに近いからか、ソフトクリームの味はミルクかコーヒーのお店が多かったです。
チーズはお土産にピッタリ!
民芸品がかわいい
木の実のようなものに絵を描いているものや、ワンカイヨ刺繍と呼ばれる織物が有名です。見ているだけでかわいいです。しかも1つ1つ手作りのため、自分好みのものと出会えるかがポイントです。
民芸品のお土産屋はPlaza de la Constituciónにあります。
マテス・ブリラドス公園には巨大民芸品がたくさん!
観光名所ともなっているマテス・ブリラドス公園には巨大民芸品がたくさんあり、インスタ映え間違いないスポットになっています。
まだまだおススメスポットはありそうな、ポテンシャル高いワンカイヨですが、今回は滞在時間が短かったため全て周りきれませんでした。
また今度、ゆっくり観光に行こうと思っています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
リマから車で数時間の世界遺産・カラル遺跡とバランカビーチ
お久しぶりです。
更新怠けていました。
今回はリマから車で数時間の世界遺産・カラル遺跡についてご紹介いたします。と言っても、遺跡に行くのは好きだけど遺跡を学ぶのは苦手な私なので、遺跡の詳しい情報は全くありません。
カラル遺跡とは?
2009年に世界遺産に登録された大規模なピラミッド。紀元前3000~2000年のもの。
遺跡に関する詳しい情報は、他から手に入れてください。
マイナーな情報としては、カラル遺跡はペルーの激レア紙幣200ソル札に描かれています。
私が、カラル遺跡についてお伝えしたいことは、
- 観光地化されていない → ツアーがほぼない
- 砂漠の中にある → ひたすら暑い
の2点です。
カラル遺跡の場所
カラル遺跡はリマ北部にあります。車で約4時間。
カラル遺跡の行き方
世界遺産ですが、あまり観光地化が進んでいません。
ツアーに参加するとしたらリマ発着になりますが、ツアーは豊富に準備されていません。
無難な行き方はタクシーチャーターです。リマ発着で、1日500~600ソル(約1万7000円)で車一台貸切りで行くことができます。人数がちょうど3~4人であれば、タクシーチャーターがおススメです。
私もはじめはタクシーチャーターしようと思いましたが、遺跡を見るだけのとんぼ返りはもったいないと感じ、高速バスを利用して近くのバランカビーチに寄るルートにしました。 バランカはリマから気軽に行くことのできるビーチです。
私のスケジュール
◇1日目
17時 リマ発 ※高速バス4時間
21時 バランカ着 ※ビーチが見えるホテルにお泊り
◇2日目
08時 バランカ発 ※乗合いバス1時間
09時 カラル遺跡着 ※遺跡3時間観光
12時 カラル遺跡発 ※乗合いバス1時間
13時 バランカ着
16時 バランカ発 ※高速バス4時間
20時 リマ着
リマのバランカ行き高速バス乗り場
Movil Bus(http://www.movilbus.pe/)を利用します。
ハビエルプラド沿いではなく国立競技場の向かいにあります。
チケットはネットからでもバス停からでも買うことができます。片道22ソル(約800円)です。
バス停には売店もありますが小さいので、バスの中のお供は事前に準備しておくことをおすすめします。
車内はこんな感じ。ただリクライニングシートがあるだけ。移動中はビデオが流れていて、見ない者からすると割とうるさかったです。車内にトイレはあります。
バランカのカラル遺跡行きの乗合いバスについて
バランカ市内は基本的にモトタクシー(トゥクトゥク的な三輪バイク)で移動します。と言うことで、モトタクシーの運転手に「Quiero ir a caral. Donde esta el paradero?」とか言えば何とかなります。バスは片道12ソル。
バランカからカラル遺跡までの道中1時間はほぼ舗装されていない道を通ります。酔い止めやマスクをおすすめします。
カラル遺跡の中について
入場料は大人11ソル(約300円)です。
駐車場からエントランスまで、遺跡の情報がちらほら載っています。オールスペイン語です。1時間半ちょっとのガイドで20ソルです。他の観光客とシェアして割り勘するのも有りです。
ひたすら砂と太陽です。砂漠です。日陰はありません。
ひたすら崩れかかったピラミッドを見ます。
カラル遺跡は太陽と密接に関係しており、私の職場のプラネタリウムでも今後カラル遺跡に関する番組をしようとしています。と言うことで、日時計がありました。
ここが一番の見せ場です。カラル遺跡と言えばここの写真が使われています。と言っても上空から撮った写真が有名ですが、実際は展望台とかなく全く巨大さが感じられません。
おすすめの持ち物
ひたすら炎天下を歩くので、
- 長袖・長ズボン(夏用)
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 靴 (サンダルは砂っぽくなるし、石を歩くので)
- 水 (あまり売っているところを見かけませんでした。)
バランカビーチ
さて、カラル遺跡でひたすら砂を見た後はビーチで海を見ましょう。
ちゃんとアイス売りのおっちゃんもいます。
泳いでいる人もいましたが、私はビーチでビール。
パラソルは3脚20ソルで借りました。
以上、久しぶりの更新でした。
また次回もよろしくお願いします。
はてなブログPROをやめることにしました。
はてなブログをやっている方へ
はてなブログPROを11月よりやめることにしました。
理由は、以前のように更新できなくなったからです。
ペルーに来て1年、リマでの生活も新しいお店に行くことも少なくなり、
更新頻度が下がってしまうからです。
ちょうどドメイン更新時期なので、一旦PROをやめます。
はてなブログをやっていない方へ
はてなブログPROってなんぞやと思われるかもしれません。
今までお金を払ってオリジナルURLを使用していました。
レイアウトも変えていました。
今後、ブログ更新を以前のように頻繁にできないため、
オリジナルURLの更新時期に合わせてやめることにしました。
これからもよろしくお願いします!
海がきれいな北部のピウラでクジラウォッチング
前回、ピウラ市内のアイスばかり紹介しました。
ペルーの人からするとピウラ地方は海!海!海!なんです。
今回、私はピウラ地方のマンコラという町でクジラを見てきました。
ピウラ市内からマンコラの移動
EPPOというバス会社を利用します。ピウラからマンコラは約3時間半。意外と遠いです。
1時間おきにピウラ⇔マンコラのバスは出ています。チケットは予め買っておかなくても、バスターミナルに行って買えばいいと思います。
バスターミナルの裏には大型ショッピングモール(Real Plaza)があります。バスの中で食べるおやつを買うのにいいかもしれません。
こんなバス。ペルーの割りに、定時運行を心がけていました。
車内はこんな感じ。一般的な高速バスと同じです。途中、2~3ヶ所に停まりますがトイレ休憩ではありません。他のお客さんが乗ってくるだけです。
マンコラはリゾート地
完全にリゾート地です。お店は、基本はレストランとお土産屋。プライベートビーチのあるホテルが多いです。大手外資系のホテルは進出しておらず、こじんまりとして過ごしやすい町です。
とあるレストラン。雰囲気から伝わるビーチ感。
お土産屋もたくさん並んでいます。
海っぽいアクセサリーがかわいい。
ロスオレガノスでクジラウォッチング
ちなみに、スペイン語でクジラはballena(バジェーナ)と言います。
ベストシーズンは、冬(日本が夏)だそうです。自然のものなので、行ったら確実に見れるわけではありません。
マンコラから車で20分。お隣の町・ロスオレガノスからクジラウォッチングの船に乗ります。 船はだいたい朝7時発です。
入り口。
売店もかわいい。
桟橋をわたって、船に乗ります。
ちゃんと救命胴衣を着ます。
暦上は冬のため、朝は青空ではなく曇りです。まるでリマみたい。そして波が強いです。揺れます。防寒具と酔い止めは必須です。
幸運なことに、1時間ちょっとの遊船の間、ずっとクジラをみることができました。ただ、泳いでいるクジラがお目見えするのはほんの一瞬のため、カメラではなく動画を撮っていました。
解説はオールスペイン語で何言っているかほぼわかりませんでしたが、大満足です。
クジラウォッチングが終わって港にもどると、多くの漁船が水揚げに来ていました。
その場で値段交渉して新鮮な海鮮物を手に入れることもできます。
クジラウォッチングの後は、近くの博物館に行きます。カフェも併設されており、朝ごはんを食べることもできます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
山だけがペルーではありません!海がきれいな北部のピウラでのんびり
ペルーといえば、マチュピチュ。
標高の高い山!!!と言うイメージだと思います。
しかし、首都のリマや地上絵で有名なナスカは海岸沿いです。
そうです。ペルーにも海があるのです!!(山だけじゃない!)
と言うことで、エクアドル国境近くのペルー北部ピウラという地域に行ってきました。
リマからピウラまではもちろん飛行機!青い空が美しい!!!
今回は、この広大なピウラを3日で回るという強硬手段でしたので、おすすめと言うか私の言った場所をちょいちょい紹介する形です。
ピウラ市内のおすすめチョコレート屋:Magia Piura
ピウラの青山と呼ばれる(青年海外協力隊員が勝手に呼んでいるだけ)オシャレエリアにあります。入り口からしてオシャレ。
店内はこんな感じ。ピウラ産のカカオを使ったチョコレートがズラリ。
1粒3ソル(約100円)と高級品。
ブラウニー(8ソル)も一品でおいしかったんですが、中でも一押しなのがアイスクリーム。カカオ40%と70%のアイスを食べ比べできます。2カップ16ソル(約500円)。
暑いピウラには癒しです。
ピウラ市内のおすすめヨーグルトアイス
さて、またしてもアイスです。暑いピウラ市内を楽しむにはアイスが欠かせません。
ここは珍しくヨーグルトアイス専門店。ちょっとシャーベット状になっていて、のども潤しつつ体温も下げつつ、さっぱりした味わいです。
一番小さいサイズで1.5ソル(約50円)。お手ごろ価格でありがたいですね。
ピウラ市内の有名なアイスクリーム屋:EL Chalan
しつこくアイスを紹介。ピウラ市内ではアイス三昧。やはり暑い地域のアイスはおいしいですね。
前述の2つに比べ、このEl Chalanはピウラ市内に何店舗も構え、ピウラ市民に愛されています。私が行ったときも満席でした。ちなみに、私はアルマス広場横の店舗に行きました。
基本アイスはダブルで食べるのに、アイスの食べすぎでチョコ味のみ。カップにしても上にコーンを乗っけてくれて、なんとなくお得な気分。
地元の方に愛されている老舗アイスクリーム屋さん、もちろんおいしかったです。
ピウラのお土産におすすめのチフレ屋
チフレ(chifle)は、いわゆるバナナチップです。薄く切ったバナナをサッと揚げたものです。フィリピンとかのバナナチップとは異なります。
ピウラのお土産と言えば、このチフレ。チフレ屋がたくさんあります。
中でも、先ほど伝えたアルマス広場のEl Chalanの横にあるチフレ屋が有名です。ここなら一度に、アルマス広場観光・アイス・チフレを楽しむことができます。
ちょっと歩いてもいいよという人は、ピウラで活動する青年海外協力隊員おすすめのRaffoというチフレ屋に行ってみてはどうでしょうか。ベーコン味・にんにく味などバリエーション豊かな味のチフレが売っています。
アルマス広場から徒歩10分です。
民芸品屋がたくさんあるカタカオス
ピウラ市内から車で30分のところにあるカタカオス。
アルマス広場の教会は珍しく緑色。かわいい。
高品質の皮や銀製品が、安く手に入ります。
海のピウラはまた次回。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
【今ペルーで最もホットな観光地】北のマチュピチュがあるチャチャポヤス~ゴクタの滝
今週のお題「残暑を乗り切る」
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今回も今週の話題にあやかって、
ペルーの観光地・チャチャポヤスのゴクタの滝を紹介します。
隠れた避暑地です。
こう見えて、落差が771mあり、世界で3番目に高い滝です。
ちなみに、チャチャポヤスとは地名です。
北のマチュピチュと言われる空中都市・クエラップ遺跡があります。
このクエラップ遺跡、ペルー政府が観光にとても力を入れており、
なんとケーブルカーで遺跡まで行きます!!!!
今回は、チャチャポヤスの自然な一面、ゴクタの滝についてです。
※ツアーではなくタクシーでゴクタの滝に行ったので、ツアーのことはよくわかりません。
※ちなみに、チャチャポヤスからゴクタの滝までは車で、3時間くらいです。
ゴクタの滝への入場券の買い方
ゴクタの滝の入り口の小さな町。とても新しい家が多かったです。憶測ですが、チャチャポヤスの観光人数増加に伴い、整備が進んでいるのかもしれません。
トイレもきれいでびっくりしました。トイレットペーパーはついていませんでした。
さて、肝心のチケットですが、この白い建物で買います。町は小さいのですぐ見つかります。
1日150人と入場を規制しているみたいです。150人超えることはないと思いますが、せっかく行って入れなかった!と言うことがないように、朝早くいくことをおすすめします。
肝心の入場券は、大人一人10ソル(約330円)です。安い。
滝までの道のり(※約2時間歩きます。)
ゴクタの滝、ひたすら歩くんですけど、歩く気が起きません。
なぜでしょうか。
それは、スタート地点からすでに滝が見えているからです。歩いているときに、滝を見たいワクワク感がありません。
ひたすら山を下りながら滝に近付きます。「こんなに下ったら、帰りずっと登りじゃん!!」と不安になりながら歩きます。
クスコのレインボーマウンテンやウマンタイ湖を行った身として、道中に草木がうっそうと生えているのがアマゾン地域らしいなと感じました。(標高は2500mくらいですけど。)
吊り橋がちょうど、半分くらいです。
ひたすら歩きます。ちなみに、スタート地点に馬も待機しています。歩くのがつらい方はぜひ馬を利用してください(別途料金)。
たまに、こんな絶壁も歩きます。
到着です。高さは771mで、世界で3番目に高い滝です。
ちなみに、ナイアガラの滝やイグアスの滝のように滝を上から見るわけではありません。下から仰ぎ見ます。
高すぎて、写真に納まりきりません。 そんな時のパノラマ写真。ドローンを使って撮影している人も結構いましたね。
人が写っていないと、規模の大きさわからないですよね。
滝つぼの周りに人がちらちらいるのわかりますか??これくらい、滝は大きいです。
地層もすごいウネウネしていて、見ていて飽きませんでした。
規模が大きすぎて、スマホで撮った素人写真だと壮大さはなかなか伝わりませんね。
ほんとうに、一度、自分の目で見てみてほしいです。感動します。2時間歩く価値あります。
ガイド必要?
ガイドを付けることができますが、一本道で迷うこともないです。私は、マイペースに日本語話しながら友達と歩きたかったので、ガイドは付けませんでした。もちろん、ガイドは別途料金です。
所要時間は?
入り口から滝まで、歩いて約2時間です。
1時間くらい滝で休憩します。
計5時間かかります。
私は、9時半から歩き始め、14時に帰ってきました。
ご飯は?
朝ご飯は、ゴクタの滝の入り口にある小さな町のレストランで食べました。他の観光客も食べていました。
チャチャポヤスの街からゴクタの滝まで、車で2~3時間かかるのでホテルで食べるとお腹が空いてしまいます。道が悪くてかなり車が揺れ、酔いやすいため、ホテルで食べるよりゴクタの滝で食べた方が良いと思います。
昼ご飯は、軽食を持って行ってゴクタの滝を見ながら食べ、ゴクタの滝の入り口の小さい町に戻ってからレストランに入るのがおススメです。
ただ、私たちは歩き疲れて食欲がなくなり、昼ご飯は食べませんでした。
おすすめの持ち物は?
道中に、売店はありません。水分は確実に持って行ってください。私はペットボトル600mlを2本持っていきました。
滝つぼ付近は、かなり水しぶきがあります。タオルがあると良いと思います。あと、電化製品(特にカメラ)を守るためのビニール袋。
正直、ここまで水しぶきがすごいと思っていなかったので、油断していました。
かなり濡れます。
服装は?
道中の2時間、緩やかな道というよりは、割と山道を下ったり登ったりします。サンダルやミュールは控え、運動靴やトレッキングシューズを強くお勧めします。
歩くと暑くなるので、半袖。冬のリマに住んでいる私は、久しぶりに流れる汗をかきました。
滝つぼあたりは水しぶきや、滝の勢いの風でかなり冷えます。UNIQLOのウルトラライトダウン等をリュックにしまっておくといいかもしれません。
私が行った際は曇っていましたが、晴れれば非常に日差しが強いです。日焼け止め・帽子・サングラスはお忘れないように。概ね曇っていてたまにしか晴れませんでしたが、やはり帰ってきたときは日焼けしていました。その晩、顔は赤くなっていました。赤道近く&高地の日差しをなめていました。
以上、避暑に最適な、世界で3番目に高い滝・ゴクタの滝でした。
また、次回もよろしくお願いします。