ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

【ペルーのマチュピチュ以外のおすすめ観光地】白い街・アレキパ旅行②~コルカ渓谷・温泉ツアー~

鷹のようなかっこいい鳥・コンドルをみることのできるコルカ渓谷に行ってきました。アレキパ旅行に行った当時、アレキパの山の方は大雨・洪水で行くのは危険と言われており、コルカ渓谷は半ばあきらめていました。が、現地の人がコルカ渓谷は大雨エリアから離れているから大丈夫と言うことで、行ってきました!

コンドル

コンドルは南米に生息する鳥で、死んだ動物の肉を食べます。巣作りや繁殖は標高3000m~5000mの場所で行い、人々が近づくことが難しいところで生活しています。残念なことに、狩りや環境破壊の影響で絶滅の危機にさらされています。

ペルーと言えばこの曲「コンドルが飛んで行く」は一度は聴いたことあるかもしれません。


コンドルは飛んで行く/サイモンとガーファンクル El Condor Pasa/Simon & Garfunkel

ツアー会社選び

コルカ渓谷はアレキパから車で山道3時間程度なので、個人ではなくツアーで行くことを強くオススメします。

私が申し込んだツアー会社はアルマス広場にあります。だいたいココっていう地図とツアー会社の入り口です。

日帰りか1泊2日か

日帰りツアーと1泊2日ツアーが多いです。私は、日帰りにしました。日帰りの場合、朝3時発・夕方17時着です。ちょっとハードです。1泊2日の場合は、もっと時間に余裕ができます。

日帰りが80ソル(約2400円)、1泊2日が110ソル(約3300円)でした。そこまで、金額に差はありませんね。追加で、入山料20ソル(約600円:ペルー長期滞在者向け価格)が必要になります。

コンドルは、絶対に見ることができるわけではありません。2日行ったけど見れなかったとかよく聞きます。そのため、十分に観測時間をとってあるツアーを選ぶことをお勧めします。ベストシーズンは4月~9月あたりです。

アレキパは標高2400mで高山病の症状はありません。しかし、標高5000mくらいの山を越えて標高4300mあたりに行くので高山病を発症する可能性が高いです。事前に高山病対策するか、体が慣れる時間を設けた方が良いと思います。私は、前日に高山病の薬を飲みました。

日帰りツアーの内容

朝3時、アルマス広場出発。眠いし寒い。

朝5時半ごろ、火山の跡?が見える場所でちょっと休憩。眠いし寒いしで、よく覚えていません。まだ日が昇り切っていないのであたりは暗いです。

 

朝7時ごろ、朝食。パンとキヌアスープ。ここでは高山病に効くコカ茶をせっせとのみました。

こんな大自然の中の小さな街でいただきます。

教会もありました。

8時半ごろ、コルカ渓谷の展望台に到着。2時間ほどコンドルが飛ぶのを待ちました。ただただ大自然。青空が気持ちよい。

運よくコンドルを見ることができました!!!

青空市があり、コンドルを見ることができた記念に、プーノ・クスコでずっと買おうか悩んでいたセーターをようやく買いました。

忘れずにコカ茶もぐびぐび。

11時ごろ、温泉へ。オプションのため入湯料15ソル(約450円:ペルー長期滞在者向け価格)を払います。温泉に入らない人は、山道をドライブして時間つぶしていたようです。

水着とタオルは持参必須です!!

側を流れる川の濁流っぷりに、アレキパが大雨の被害を受けていたと実感。それにしても川が近い。

温泉に入るのに、吊り橋を渡ります。超ゆれます。

肩までつかるくらい深かったです。源泉かけ流しです。5ヶ月ぶりのお風呂。

12時半ごろ、お昼ご飯。ブッフェ形式です。アレキパ名物のロコトレジェーナ(肉詰め赤唐辛子)もあります。

後はバスに揺られて帰るだけです。途中、1回トイレ休憩がありました。

 

展望台ではずっとコンドルをみることができました。雨も降らず、ほんと恵まれた1日でした。

コンドルが見れなかったとしても、日本では見ることのできない大絶景が広がりますし、温泉にも入ることができます。

ぜひコルカ渓谷へ!!