ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

ガイドブックに載っていないおすすめ観光地!クスコから日帰りでいけるウマンタイ湖

 

レインボーマウンテンが有名になり、クスコに行ったらマチュピチュ→レインボーマウンテンのルートが定番になりました。

 

www.brillantez.space

 

レインボーマウンテンは確かにおすすめです。標高5000m級の景色や虹色の山はここでしか見れないからです。

 

しかし、今回はレインボーマウンテンではなく、まだガイドブックに載っていない、日本人観光客の少ないウマンタイ湖をご紹介します。

インスタ映えで近頃注目され始めています。

 

ウマンタイ湖(Laguna Humantay)って?

Laguna Humantayと書きますが、スペイン語はhの発音しないので、ウマンタイ湖と言います。

マチュピチュを行くために必ず誰しもが通るクスコと言う街から車で3時間のところにある、標高4200mの湖です。

標高6000mの雪山と真っ青なウマンタイ湖の景色が最高に美しいです。

ちなみに、標高3800mの駐車場から約2時間ちょっとかけてトレッキングして、湖を目指します。 

※写真は焦らします。進むと載っています。 

私が申込んだツアー会社

クスコからウマンタイ湖までは険しい山道のため、個人で行くことは難しいです。クスコで日帰りツアーを申込んでください。

 

クスコの中心地・アルマス広場に行けば多くのツアー会社が点在しています。歩くだけで、「マチュピチュ?レインボーマウンテン?」と勧誘してきます。勧誘してきた人の話を聞いている限りツアー会社で大差はないので、「自分でココだ!」と思ったところに申し込んでください。

 

参考までに私が申し込んだところを紹介します。以前、レインボーマウンテンで利用したところです。

利用したツアー会社
  • 名前:HEIDI TRAVEL
  • 住所:Calle Plateros 324, Cusco

 

ツアーの料金・内容

ツアーの料金は65ソル(約2200円)でした。別途、入山料に5ソル(ペルー在住のため)支払いました。外国人観光客は、入山料は10ソルです。

 

ツアー単体なのか、ご飯代が含まれているのかによって変わってきます。ツアー会社から提示された金額に何のサービスが含まれるのか確認してから、値段交渉してください。

 

〇ツアーに含まれていたもの〇
  • ホテルまでのお迎え→ウマンタイ湖→サンフランシスコ広場(アルマス広場の近く)※帰りはホテルまでではありませんでした。
  • 朝ごはん・昼ごはん
  • ガイド(もはや付添いレベル)
  • 緊急用の酸素(ほんとにあったかは謎)
  • 登山中の杖 ※希望者のみ

 

×ツアーに含まれていなかったもの×
  • 入山料10ソル
  • 登山中の馬70ソル ※希望者のみ
  • コカ(高山病予防) ※あった方が良い!
  • 常用の酸素(高山病予防) 薬局に売っています。 ※あった方が良い!

 

ツアーのスケジュール

朝4時半、ピックアップ。早い、早すぎる…。ペルーのツアーあるあるの白のフォルクスワーゲンに乗って出発。

2時間くらいかけてツアーみんなをピックアップ。朝早すぎて起きなかった人いたみたい…。

車に揺られ揺られ、朝8時。トイレ休憩と思ったら入山料購入(10ソル)。

このチケットは後に必要になるので、捨てないように!

そして朝ごはん。一見、普通の家。

安定の、コカ茶と卵とパン。

そしてまたもや車に揺られ揺られ、朝10時駐車場に到着。ちなみに朝ごはん食べた場所は標高2800mでこの駐車場は標高3800m。一気に標高があがるので、この道中で気分悪くなる人が多数!!!車中、オエオエ聞こえていました…。

ここからウマンタイ湖まで歩き続けます。ガイドのお兄ちゃんと登山用の杖。

じゃじゃーん!この時点で、もう景色きれいすぎる。満足。

ひたすら歩きます。ここは、傾斜もなく緩やかです。まだ馬には乗れません。

たまにお店があったり…。

キャンプ場があったり…。ウマンタイ湖からマチュピチュまで4泊5日のトレッキングで行けるらしいですよ。

ひたすら歩きます。※まだ序の口。酸素薄いだけ。

30分くらい歩き続けるとトイレがあります。

このトイレを境に、ウマンタイ湖本領発揮してきます。

急に坂道。さっきの優しさなくなります。キツイ。急に体が動かなくなり始めます。

優しさがなくなったところで、馬が登場!馬はオプションです。

トイレ付近から乗ると70ソル。途中から乗るとだんだん安くなります。私は中腹から馬に乗ったので40ソルでした。

ほんと急だなぁ。

最後の一登りはガチで急なため、馬とはお別れ。最後5分くらい、湖まで自力で登ります。

確かに険しい。湖、ありそうな雰囲気なし。

えー、どこにあるのー??と思っていたら

 

 

ドンッ!!

 

 

ウマンタイ湖、発見~~~!!

 

 

わぁぁぁぁ~~~!!!

 

 

ちょっと雲かかっているけど、それでも伝わる、雄大さ。

CGみたいな景色。人がおもちゃみたい。

いぇーい!はしゃぎます。

しばらく待っていたら、晴れ間が!やはり山の天気は変わりやすいですね。

山に焦点合わすと湖が暗くなって、湖に焦点合わすと山が暗くなって…と素人は写真に悪戦苦闘。

もちろん、この写真はすべてスマホで撮っています。プロが撮ったらどんだけ素敵な写真になるんだろう!とドキドキ。

こんなきれいな景色みたことない~!!

パノラマ写真も挑戦。テンション上がりすぎて500枚以上写真撮りました。

ウユニ塩湖並みの鏡張り!!ウユニ、行ったことないけど。

とまぁ、湖で1時間はしゃぎまくって下山します。途中馬に乗ったので1時間でしたが、もし全部歩いていたらもっと湖の時間は短くなっていたでしょうね。

それにしてもすごい景色。すごい。ボキャブラリー足りていない。

ちなみに、下りは急すぎて馬に乗れません。すべて自力です。

一時間ちょっとかけて下山。疲れた。この時、すでに14時過ぎ。

16時頃、朝ごはんと同じ場所で昼ご飯。ブッフェ。ただし、みんな疲れすぎて食べずに車で寝ていました。

18時ごろ、クスコ到着★

 

ツアーの注意事項

レインボーマウンテンと違って、行きしか馬には乗れません。それに駐車場から馬乗り場まで30分程度歩く必要があります。帰りは馬に頼ることができません。

 

おすすめの持ち物

  • 酔い止め。車、揺れる揺れる揺れる。
  • 高山病対策の酸素やコカ。ウマンタイ湖は標高4200m。
  • 湖を見ながら食べる軽食。朝ごはんから昼ごはんまで時間あきすぎ!

 

私の服装

行ったのは4月です。乾期が始まろうとしているときだったので、雨の心配はしませんでした。基本的に、長袖+セーター+ダウン、ジーパン、トレッキングシューズ、帽子、サングラスで、歩いて暑いなと思ったらダウンを脱いでいました。

もちろんジーパンよりトレッキング用パンツの方が良いと思いますが、私はジーパンしか持っていないので。。。

やはりウマンタイ湖を1時間見ていると冷えました。タンクトップ1枚の西洋人とかいましたが、日本人には寒すぎると思います。

 

レインボーマウンテンとウマンタイ湖、どっちがおすすめ???

私の個人的意見だと、体力があればレインボーマウンテンよりウマンタイ湖がおすすめです。体力に不安が残ればレインボーマウンテンです。

もちろん時間に余裕があれば両方おすすめです。

理由は、レインボーマウンテンは馬で行けるところまで行っても虹色が若干見えるのでしんどくても楽しめるのに対して、ウマンタイ湖は最後の最後まで見えないのでドキドキ感が楽しめるからです。

 

 

 

以上、ウマンタイ湖についてでした。ほんとおすすめですよ。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします!