ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

【今ペルーで最もホットな観光地】北のマチュピチュがあるチャチャポヤス~クエラップ遺跡

前回、リマからチャチャポヤスまでの行き方をご説明しました。

 

www.brillantez.space

 

今回は、北のマチュピチュと呼ばれるクエラップ遺跡に行ってきたからわかるアドバイスをお届けします。

まだまだクエラップ遺跡は情報量が少ないので、参考にしてください!

※ツアーに参加せず、遺跡までタクシーで言ったのでツアーのことはよくわかりません。

 

クエラップ遺跡とは?

標高3000mに位置し、プレインカ時代に建築されました。マチュピチュと同様、空中都市です。そのため、北のマチュピチュと称されます。

遺跡の細かい情報は、ぜひネット検索やガイドブックからお願いします。

 

ケーブルカーの乗り方

遺跡までは、何と何とケーブルカーで行きます!ペルー政府も力を入れているのがわかると思います。

 

ホテルからケーブルカーのチケット売り場まで移動します。立派!周囲の民家からかなり浮いています。

ケーブルカーのチケットを買います。2019年8月の時点では、20.4ソル(約700円)でした。

ケーブルカーに乗るつもりでチケット買おうとしたら、カウンターの人はずっと”バス”って表現します。ケーブルカーは運休しててバスで代行しているのから?と思っていたら、どうやら「①バス10分→②ケーブルカー20分」のようです。どうりでこの建物からケーブルカーが見えないわけです。

この立派な建物には、カフェとお土産屋があります。もちろんトイレも。

まずは専用バスでケーブルカー乗り場まで移動します。シートベルトを締めるようアナウンスがあります。この道は、ペルーでは信じられないくらい舗装されており、全く揺れを感じませんでした。

バスに10分乗ると、ケーブルカー乗り場につきます。8人乗りです。

ケーブルカーは20分乗ります。意外と長いです。しかも、山と山を結んでいるため、かなり高い所を通ります。そして、風がとても強く、めっちゃ揺れます。私も前情報で、揺れると聞いていましたが、想像以上に揺れました。高所恐怖症の人からすると、地獄だと思います。

さて、そんな恐怖体験にたえるとようやく遺跡の入り口に到着します。この入り口にもカフェとお土産屋があります。

クエラップ遺跡の入場料

何と、ここで遺跡の入場料を買います。さっき支払った20.4ソルは悪魔でケーブルカー代であって、遺跡の入場料は別で必要になります。大人は30ソル(約1000円)です。

な、な、なんとクエラップ遺跡まで歩きます

ケーブルカーを降りて、入場料を払っても、そこには遺跡は広がっていません!!!

ここからは歩く必要があります。しかもすべて登り。2km。

ここは標高3000m。高地です。そろそろ高山病の症状が出てきてしまう高さです。ゆっくり水分補給しながら登ってください。

もう歩くのは無理!って方のために、馬も待機しています。値段は交渉です。

歩きながら見える山々はなだらかで、畑が広がっており、ちょっと日本らしさを感じます。

ようやく遺跡の入り口に!!入り口付近をがっつり修復作業しており、「入っていいのかな????」と不安になりました。

が、大丈夫です。修復作業を避けて小道を進むと入り口があります。

遺跡の中は、決められたルートしか歩けません(一方通行)

ようやく遺跡の中に入ると、まさかの階段。しかも急。どれだけ足腰痛めつけてくるんだ…。

リャマがいました。ほんとうにラピュタみたい。ちなみに、このリャマは狂暴なので、近づいて刺激しないように。

遺跡中に、すのこのような木でつくられたルートがあります。これに従って、遺跡を見てまわるため、一方通行になります。戻ってこれないので、写真は心行くまで撮ってください。まだまだマチュピチュに比べて人が少ないため、写真に人が映り込みません!ラピュタ感が強いです。

と言っても、すのこから降りて遺跡に近付こうとしたら、係員に笛で警告されます。マチュピチュとちがってインスタ映えショットは撮りにくそうです。

ちなみに、遺跡の中は約2時間歩きます。結構歩きます。

遺跡の中、特に説明書きがありません。ひたすら空中都市を歩くイメージです。たまに、大きいものには説明が書いてありますが。。。

クエラップ遺跡の特徴が、円形型の家です。

地面の真ん中に石で直線がひかれていますが、これはクイ(食用ねずみ・ペルーの伝統料理)の通り道だそうです。壁には物置用の穴もあります(窓ではないそうです)。

家の外装も凝っており、ただ石を積み重ねただけではありません。模様が入っているんです。かわいいですね!

 

クエラップ遺跡の所要時間

ケーブルカーのチケット売り場から今まで説明してきた道のりをまとめますと、、、

  1. バス 10分
  2. ケーブルカー 20分
  3. 徒歩(上り) 30分
  4. 遺跡内徒歩 2時間
  5. 徒歩(下り) 30分
  6. ケーブルカー 20分
  7. バス 10分

遺跡見学には約4時間みてください。ケーブルカーのチケット売り場まで、ホテルから約2~3時間はかかるので、クエラップ遺跡の見学は1日かかることになります。

 

クエラップ遺跡の服装

約3時間、歩きます。サンダルやミュールはやめた方が良いです。トレッキングシューズや運動靴をおすすめします。

私が行ったのは2019年8月。ちょうど乾期です。乾期なのに結構曇っていました。曇っていると、太陽の光がないのでとても寒いです。周りに何もない山の頂上のため、風もかなり吹きます。私は、半袖+長袖パーカー+マウンテンパーカーでしたが、寒かったです。ちなみに、遺跡にいた係員は、ごっついダウン着ていました。

今までの高地経験で言うと、太陽の光が出るとめっちゃ暑くなります。下に半袖を着て、上にダウンなどの暖かいコートを着て、ぜひどんな気温でも対応できるようにしてください。

おすすめの時間帯 

クエラップ遺跡に行くのにおすすめの時間は、やはり朝いちばんです。ケーブルカーのチケット売り場が朝8時に開きます。それに合わせて行ってください。

人も少なく、遺跡を独り占めできます。

私は朝9時頃にケーブルカーに乗りました。遺跡を見終わって帰るころ、遺跡に向かう多くの人とすれ違いました。 

 

 

以上、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。