ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

【今ペルーで最もホットな観光地】北のマチュピチュがあるチャチャポヤス〜リマから直行便で行く方法

今週のお題「わたしと乗り物」

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チャチャポヤスって聞いたことありますか?

きっとない人が多いと思います。

ある人はかなりペルーのことが好きな人ですね。

 

ちなみに、チャチャポヤスとは地名です。

 

チャチャポヤスに何があるか等はさておき、

今週のお題が「乗り物」だったのでチャチャポヤスまでの行き方を紹介します。

 

チャチャポヤスの場所

チャチャポヤスは、ペルー北東部に位置します。 

ペルーの気候は、3つに分けられます。「海岸砂漠・アンデス・アマゾン」の3つ。

チャチャポヤスは、この3つだとアマゾンに分類されます。

 

アマゾンと聞いて「熱帯雨林。東南アジアみたいな感じかな?」と思いやすいですが、

チャチャポヤスはアンデス山脈が終わり、アマゾン地帯が広がり始めるような、、、場所にあります。

 

そのため、標高は2500m前後あります。

 

そうです。

 

何が言いたいかというと、寒いです。

 

アマゾンという響きに惑わされてはいけません。ずっとダウンコート着ていました。

 

まぁ高地あるあるで、日が照ったらめっちゃ暑いんですけどね。

 

チャチャポヤスの行き方

チャチャポヤス、実は今ペルーで一番注目されていると言っても過言ではないくらいホットな観光地です。

何があるかと言うと、、、北のマチュピチュと言われる山の上にある石造りのクエラップ遺跡があるからです!!!

押しに押しに押されまくっています。

にもかかわらず、首都のリマからチャチャポヤスまでの道のりはかなり遠いです。

さぁどれだけ遠いのでしょうか。

 

リマからチャチャポヤスまで、5つのルートがあります。

  1. 飛行機でひとっ飛び!(1時間45分)
  2. ハエン経由(飛行機+バス、6時間前後)
  3. カハマルカ経由(飛行機+バス、12時間前後)
  4. タラポト経由(飛行機+バス、14時間前後)
  5. チクラヨ経由(飛行機+バス、15時間前後)

はい。1.の直行便以外、苦行ですね。

ただ、経由地は観光で有名なので、お時間がたっぷりあれば他の都市を経由するのもありかもしれません。

 

リマからチャチャポヤスの直行便・ATSA航空会社

さて、検索してもなかなか出てこないATSA航空会社。マイナーすぎてスカイスキャナー等ではヒットしません。

そのため、ペルーに住んでいる人でもチャチャポヤスまで直行便があると知らない人が多いと思います。

 

と、言うことはですよ、、、立派な飛行機じゃなくてプロペラ機なんです!!!

こわーい。人生初のプロペラ機でした。

 

これ以降は、ATSA航空会社を利用してチャチャポヤスに行く際の注意点をお伝えしていきます。一見、便利なようで案外デメリットの多い直行便です。

 

航空券が売切れるのが早い。高い。

前述の通り、ペルーで最もホットな観光地なのに、ATSAの直行便を使わないと移動は1日仕事になってしまいます。

その上、プロペラ機。

需要と供給がマッチしていないので、航空券は早く売り切れますし、高いです。

 

私は8月の分を5月に買いましたが、その時で残席4でした。

 

また、往復で168アメリカドルでした。ペルーの国内線は大体往復100ドルなので、やはり高いですね。

 

毎日運行していない

2019年8月時点で、週4便です。

利用したい日に便がないって言うことがありそうですね。

 

欠航が多い

乾期(日本が春夏くらい)は比較的安定していますが、雨期(日本が秋冬くらい)になると悪天候のため欠航が多くなります。これが、便利なのに空路が発達しない理由です。

そのため、雨期は日程に余裕を持った旅スケジュールにするか、予め他の方法で行くかが良いと思います。

 

1つのプロペラ機で、リマ→チャチャポヤス→リマと言うように飛んでいます。そのため、朝9時のリマ発が飛ばない限りチャチャポヤス→リマは欠航になります。

そのかわり、朝9時のリマ発が飛べば、ほぼ確実にチャチャポヤス→リマは飛びます。

ということで、乗る時の天気は良くても、前後の天気に影響されて機体がないから欠航もあり得ます。

 

重量チェックが厳しい

プロペラ機ということもあり、重量チェックが厳しいです。

 

預け荷物は10kg。手荷物は5kg。

 

これだけだと、普通じゃんって感じですよね。

 

チェックインカウンターで、 まさかの体重計に乗るんです!!!!(手荷物を持った状態で)

 

さらに追い討ちをかけるように、

体重を大きな声で言われるんです!!!!(スペイン語ですけど)

 

覚悟を決めて航空券とってください。

 

座席指定ができない 

体重計に乗ってから、スタッフが手書きで搭乗券を作成します。

座席指定できる雰囲気はありませんでした。きっと体重もみて座席を決めていると思います。

 

チャチャポヤス→リマでは空港税16ソル(4.63アメリカドル)が必要

空港税が、航空券代に入っていないようです。帰るときまで、ソルは残しておきましょう。現金しかダメでした。

 

機内の様子

2列・2列で座席も小さめでした。乗ったらすぐ飛行機の一番後ろが見えることが新鮮でした。

コックピットも覗けるくらい近く、客室乗務員とも距離が近いです。

1時間45分の空の旅、重量制限が厳しかったのに、まさかの機内サービスが。ジュース・塩系スナック・甘い系お菓子が入っているBOXが渡されます。これはいらないから、手荷物の重量制限緩和してよと思ってしまいました・・・。

 

 

 

以上、今ペルーで最もホットな観光地・チャチャポヤスへの直行便についてでした。日本から長期休暇を利用して行く分には時間短縮にもなって便利です。ただし、欠航に注意です。

 

ぜひみなさんもチャチャポヤスへ!