ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

ブラジル側で楽しむイグアスの滝③~世界最大級のイタイプダムでまさかのプラネタリウム編~

イタイプダム、大きすぎてプラネタリウムもあります。

青年海外協力隊としてペルーのプラネタリウムで働いているので、これは行くしかない!と思い、行ってきました。

 

www.brillantez.space

 

プラネタリウムで活動していますが、別に私は星に詳しいわけではありません。

日本でもプラネタリウムに行った経験があまりありません。大阪市立科学館と東京スカイツリーのプラネタリウムくらいで。決してプラネタリウムマニアではありません。

 

そのため、どういうプラネタリウムが良いか悪いかなど自分の中で基準を持っていません。 ただ、私の職場のプラネタリウムと比較することはできます。

 

ツアーの申し込み方

イタイプダムのツアーと同様にチケット売り場で購入します。

木曜~日曜の16時と19時しかやっていないようです。

 

ツアー代金は28レアル(約750円)です。

 

プラネタリウムツアー参加者は、他のツアーと違うことがわかるように、このシールを貼ります。

 

やはり広大なイタイプダム、バスで移動します。プラネタリウム用のバスがあるので、他のバスに間違えて乗らないように!

 

ツアーの内容

プラネタリウム周辺は、小さな街のようになっていました。

「あれ?ここダムの敷地内だよね?」って感じです。

 

その小さな街は、研究機関が集まっているそうです。大学もあるそうで、そこの学生がボランティアでプラネタリウムのガイドをしてくれています。

 

建物、すごく立派!

ほんとにダム敷地内とは思えないです。

 

ツアーは全部ポルトガル語です。

スペイン語と英語の解説はありません。

そのため、雰囲気を味わうことしかできませんでした。

 

まずは外で、日時計の説明。

何を言っているかはわかりませんでしたが、身振り手振りで察するに、太陽の影の指す方向で日付と時間がわかると。

ふむふむ。理科の教科書に載っていそうな内容だけど、詳しくは覚えていないなぁ。。。と記憶を振り返ります。

これを私のプラネタリウムにも起きたい!と思いましたが、そういえばリマはほぼ曇り空で太陽出ないんだった…と。

 

建物の展示物

そして建物の中へ。

ここにも宇宙飛行士の顔出しパネルが!

私の職場にもあるよ!と。

ここの方が、バックに宇宙の写真があって臨場感ある!!

と言いつつ、撮った写真にバック入っていなかった…。

 

もちろん、地球儀等も展示されています。これも、私の職場にあります!

 

おっと、望遠鏡や隕石?も展示されていました。だんだん差を見せつけられてきます。

ロケットの模型も。

 

お金を持ってそうな香りがぷんぷんしてきました。うらやましいです。

 

ちょっと面白いな&私の職場でもやってみようかなと思ったのが、

各惑星の重さ比べです。

地球を基準に、重さを実サイズの比で作り、持って体感します。

惑星の大きさ、重さや距離は、数字で表現しても桁が大きすぎて想像の粋を越えているんですよね。

それに引き換え、このようにボールで比較するとわかりやすいですね。

 

その他、展示物もたくさんありました。

 

1つ目の目玉:立派な展望台の望遠鏡を使って太陽観測

2階に上がります。階段がオシャレ。。。

 

じゃじゃーん!

 

テレビでしか見たことなかった展望台です。

ガイドから「太陽は何色でしょうか?」と質問。

ひとりひとり、全員が望遠鏡を覗きます。

貴重な経験です。

私が参加したのは16時の回だったので太陽観測でしたが、19時の回だときっと星を見ることができると思います。

 

私が以前職場で、「望遠鏡をのぞいてみよう!」というイベントをした時も大反響でした。

日本の子供でも、このサイズの望遠鏡をのぞく経験はあまりないと思います。

ほんと28レアル(約750円)で、この経験はお得です。

 

2つ目の目玉:お待ちかねのプラネタリウム

私の職場より大きい!

でも日本のプラネタリウムに比べると小規模です。50人入れるか否かくらいの大きさです。

プラネタリウムと言えばやはりこの、半リクライニングシート。座った瞬間、暗いし涼しいし、寝てしまいますよね。

私の職場と比較して、ここのプラネタリウムの良かったところは2つあります。

1つ目は、投影機の周りを囲うように座席があったことです。どの席からも似たように観賞できます。私の職場は、映画館のように一方向にしか座席がないので、半球ドームをみるには前の席の人は後ろを振り返る必要があります。(設計段階でなぜ気づかない?と疑問です。)

2つ目は、投影機と座席に距離があります。私の職場は、投影機の真横にも座席があり、お客様が投影機をペタペタ触ります(文化の違いを感じさせられます)。たまに頭をぶつけます。お客様の安全確保および高価な投影機の保全が課題の1つになっています。

肝心な番組はと言うと、、、、、、、、正直、私の職場の方がクオリティ高かったです。理由は2つあります。

1つ目は、スクリーンなのか機械なのか、よくわかりませんがこちらのプラネタリウムの方が解像度が悪かったです。赤いライトで説明されている星が照らされるのですが、「え、何も見えない」って感じでした。私の職場は、はっきりと見えますよ!

2つ目は、こちらは録音再生でしたが私の職場は生解説です!日本のお客様がいらしたときには、解説者が気転をきかせて北半球の星と絡めて解説したりします。

 

 

最終的にこのプラネタリウムをホメてディスるような形になりましたが、私としては青年海外協力隊としての活動のアイディア探しにもなり、いい刺激を受けました。

日本と比較すると特段ここのプラネタリウムが素敵だったと言うことはありませんが、28レアルで望遠鏡をのぞいてプラネタリウム見ることができるのであれば、十分価値があります。

フォスデイグアスで夜することに悩んだら、ぜひこのツアーに参加してください!

 

(ペルーの首都リマのプラネタリウムもぜひ!)

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。