ガイドブックに載っていませんが、実はペルーの首都リマにも電車走っています。
リマの交通事情
ペルーは人口約3000万人。そのうち、約1000万人が首都リマに生活しています。首都圏と人口は同じくらいです。
それなのに、ペルーの交通手段は車しかありません。
車しかありません。
ちょっと大げさに言いましたが、今から紹介する電車以外は本当に車です。
ちょっと東京と置き換えて想像してみてください。
東京は電車が発達しています。分刻みのダイヤですら満員で、電車に乗れないことありますよね。
それなのに道路も混みます。一般道、首都高、高速道路…どこもかしこも交通量多いですよね。
それに比べてリマは、、、ほぼ同じ人口で車しかありません。
日々、どれだけ渋滞しているか…。
以前、道路事情を共有しようとバスの所要時間をツイートしていましたが、
ちょっと飽きて最近していません。
サンボルハ→アテ。8時30分頃発。55分。今日は何が起きたんだというくらい混んでた #リマ #交通情報 #誰得
— nakatanaka (@megustalima0909) 2019年4月4日
と言うことでバス網は、とても発達しています。
バスなのに特急とかあります。
過去に書いたバスに関する記事です。
メトロポリターノと言う電車かな??と思わせぶりなバスもあります。ただ、完全バス専用道路を走るだけで、ただのバスです。
前置きがやたら長くなりましたが、実は車社会のリマにも1路線のみ電車が走っています。
実はこの電車、日本人には有名ではありません。なぜなら、ガイドブック(※)に載っていないからです。観光に適した場所を走っていないので。
※2018年2月に購入した「るるぶ」と「地球の歩き方」
観光には、メトロポリターノがわかりやすくておすすめです!
リマの電車
緑色が映えます。ペルーは国旗が赤と白からなっているので、日本と一緒で赤色が大好きです。なので、唯一の電車の車体が緑色でちょっと驚きました。
地面を走るのではなく、高架を走ります。リマの気候が乾燥砂漠のため、地面や地下に作れないそうです。
路線図です。私の心のオアシス・アビアシオン通りはLa culturraかSan Borja Surです。日本人バックパッカーに有名な日本人宿「お宿桜子」さんは、Pirámide del Surにあります。
Linea 1(路線1)となっていますが、他路線も建設中です。建設中です…。建設中です………。新路線、開業予定日はとっくの昔に過ぎていますが、なかなか思うように工事が進まず中断しています。街中に完成した駅が見えても、未利用の新線の駅だったりします。
電車の運賃・乗り方
日本のように切符はありません。すべてSuicaのようなカードを利用します。カードは1枚5ソル(約150円)です。乗車距離に関わらず、運賃は1回1.5ソル(約45円)です。カードは乗車時しか使いません。
観光で利用するだけだとカードを買うのはもったいないので、周りの乗客に1.5ソル渡してカードを借りることをおすすめします。むしろ、カードを買おうと思ったら駅員さんに止められます。外国人でそんなカード使わないなら、誰かにカード使わせてもらった方が良いって。
機械もありますが故障中が多く、大抵の人は窓口でカードにチャージします。紛失の可能性のあるカードに大金チャージする人は少なく、1回分をチャージする人が多いです。ラッシュ時は窓口に長蛇の列ができます。
バスは現金しか対応していないのに、メトロポリターノと電車はカードしか対応していません。両極端すぎる。両方いけるようにするとかして利便性あげてほしいなと思います。不思議。
後は、日本と同じように、改札を通ってホームで電車を待つだけです。簡単です。
以上、今回はリマの交通事情・電車事情を紹介しました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。