ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

ガイドブックに載っていませんが、実はペルーの首都リマにも電車走っています。

リマの交通事情

ペルーは人口約3000万人。そのうち、約1000万人が首都リマに生活しています。首都圏と人口は同じくらいです。

それなのに、ペルーの交通手段は車しかありません。

車しかありません。

ちょっと大げさに言いましたが、今から紹介する電車以外は本当に車です。

 

ちょっと東京と置き換えて想像してみてください。

東京は電車が発達しています。分刻みのダイヤですら満員で、電車に乗れないことありますよね。

それなのに道路も混みます。一般道、首都高、高速道路…どこもかしこも交通量多いですよね。

 

それに比べてリマは、、、ほぼ同じ人口で車しかありません。

 

日々、どれだけ渋滞しているか…。

 

以前、道路事情を共有しようとバスの所要時間をツイートしていましたが、

ちょっと飽きて最近していません。

 

と言うことでバス網は、とても発達しています。

バスなのに特急とかあります。

 

過去に書いたバスに関する記事です。

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メトロポリターノと言う電車かな??と思わせぶりなバスもあります。ただ、完全バス専用道路を走るだけで、ただのバスです。

 

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前置きがやたら長くなりましたが、実は車社会のリマにも1路線のみ電車が走っています。

実はこの電車、日本人には有名ではありません。なぜなら、ガイドブック(※)に載っていないからです。観光に適した場所を走っていないので。

※2018年2月に購入した「るるぶ」と「地球の歩き方」

 

観光には、メトロポリターノがわかりやすくておすすめです!

リマの電車

緑色が映えます。ペルーは国旗が赤と白からなっているので、日本と一緒で赤色が大好きです。なので、唯一の電車の車体が緑色でちょっと驚きました。

地面を走るのではなく、高架を走ります。リマの気候が乾燥砂漠のため、地面や地下に作れないそうです。

路線図です。私の心のオアシス・アビアシオン通りはLa culturraかSan Borja Surです。日本人バックパッカーに有名な日本人宿「お宿桜子」さんは、Pirámide del Surにあります。

Linea 1(路線1)となっていますが、他路線も建設中です。建設中です…。建設中です………。新路線、開業予定日はとっくの昔に過ぎていますが、なかなか思うように工事が進まず中断しています。街中に完成した駅が見えても、未利用の新線の駅だったりします。

電車の運賃・乗り方

日本のように切符はありません。すべてSuicaのようなカードを利用します。カードは1枚5ソル(約150円)です。乗車距離に関わらず、運賃は1回1.5ソル(約45円)です。カードは乗車時しか使いません。

観光で利用するだけだとカードを買うのはもったいないので、周りの乗客に1.5ソル渡してカードを借りることをおすすめします。むしろ、カードを買おうと思ったら駅員さんに止められます。外国人でそんなカード使わないなら、誰かにカード使わせてもらった方が良いって。

機械もありますが故障中が多く、大抵の人は窓口でカードにチャージします。紛失の可能性のあるカードに大金チャージする人は少なく、1回分をチャージする人が多いです。ラッシュ時は窓口に長蛇の列ができます。

バスは現金しか対応していないのに、メトロポリターノと電車はカードしか対応していません。両極端すぎる。両方いけるようにするとかして利便性あげてほしいなと思います。不思議。

後は、日本と同じように、改札を通ってホームで電車を待つだけです。簡単です。

 

以上、今回はリマの交通事情・電車事情を紹介しました。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。