【乗りこなせたら便利なリマのバス】初心者にはハードルの高いバスの降り方について
リマのバス停
リマの人口は約800万人。
しかしリマには電車1本しかありません。
そのため、市民の足は自動車が基本です。
今回は、乗りこなせたら便利なバスについて
シリーズで紹介していきます。
まず、日本のバス停を想像してください。
①バス停の標識
②バスの時刻表
③ベンチ
は絶対にありますよね?
しかし、リマは違います。
もちろん、大きなバス停では
日本のようにバス停だとわかるのですが・・・。
このようなバス停はほとんどありません!!!!
ちょっと親切なバス停だと、
バス停を意味する「PARADERO」という青い看板があるだけで、
たいていは何もありません。
「人がたくさんいる=バス停」です。
それだと「え、ここで合ってる?」と不安になりますよね。
でも大丈夫です。
初めて乗るバスの場合は、
待っている人に聞いたら優しく答えてくれますので
安心してください。
基本的なバスの降り方
日本のバスのようにアナウンスで
「次は、●●です。」なんて
もちろん言ってくれません。
降りるときは景色を見て判断です。
気合です。
①基本的な降り方のバス後方の降車ドアを利用
ただ降りたい場所に近づいたら、
バスの後ろのドアに行けばいいのです。
簡単なことのようですが、これ実は難しいです・・・。
なぜならバスは満員でぎゅうぎゅう詰めだからです!!
「Con permiso(スミマセン)」と言いながら、
人々をかきわけてください。
遠慮していたら乗り過ごしてしまいます。
②ベルを鳴らして降車を合図
バスを降りたいのを運転手に知らせるのは、
日本と同様ベルです。
しかし、ここでも問題があります。
なぜならベルが降車ドアの前に1個しかないからです!!!!
とにかく降車ドアに行かなければ、降りられません。
気合です。
私は人ごみをかき分ける勇気がなく、何度も乗り過ごしました。
今ではなるべく
・大きな駅で降りる(人の流れに乗って降りられるから)
・乗った時に後ろまで行く
等、工夫しながら乗っています。
③「BAJA!」と叫ぶ
人が多く、なかなか降り口に行けないとき、
でも乗り過ごしたくないときってありますよね。
そういう時は「BAJA(降りる)」と叫んでください。
恥ずかしいですが、とにかく叫んでください。
道を作ってくれたり、
運転手さんに「降りる人がいるからもう少し待ってくれ」と言ってくれたり、
まわりの方々が助けてくださいます。
④運転手に行き先を伝える
運転手に「●●に行きたい。」と伝えます。
しかし、それで安心してはいけません。
ひたすら運転手に「●●はまだ?」と確認し続けます。
でないと、運転手に忘れ去られてしまうからです。
目的地に近づいたら、運転席横の乗車ドアから降ります。
そう、
この場合、乗車ドアから降りられるのがポイントです。
人ごみをかき分けなくてOK!
しかし、運転手とスペイン語でやり取りしないといけないので、
割とハードル高いです・・・。
以上、降り方4つです。
個人的には、バスの後方ドアにしがみついているのが1番だと思います。