【ペルーのマチュピチュ以外のおすすめ観光地】アマゾン地帯が楽しめる街・タラポト①~食べ物・お土産~
タラポトの場所とベストシーズン
ペルーのイメージと言えば、クスコやプーノのようなアンデス山脈やナスカの地上絵のような砂漠を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、あまり知られていませんが、実はペルーの6割はアマゾンです。世界一長いアマゾン川はペルーから始まります。そんなアマゾン地帯にタラポトは位置します。リマから飛行機で1時間半です。
タラポトは日本ではあまり有名ではありませんが、ペルーではアマゾンを楽しめる観光地として有名です。基本的に滝を見に行ったり、アマゾントレッキングしたり、自然を相手にした観光がメインです。
観光のベストシーズンは乾期の5月~10月くらいです。日本の夏・秋です。雨期の11月~4月は、梅雨のようにずっと雨が降ります。案の定、私も滞在中ほぼ雨か曇りでした。ただ、雨の降らないリマに住んでいる私としては久しぶりの恵みの雨で、潤いました。それに観光客が少なくてストレスレスに観光できました!
タラポトの街並み
タラポトの街並みはどこか東南アジアのような雰囲気です。なぜならバイクや三輪バイクが走っていて、緑が生い茂っているからです。少し街から離れると田園風景が広がります。砂漠や高地とはまた一味違う景色です。
アマゾン地帯の食べ物
リマでペルー料理を食べようとすると欠かせないのは米とじゃがいも。必ず両方出てきます。
しかし、アマゾン地帯はさすがアマゾン。じゃがいもの代わりにバナナが付いてきます。バナナを練って団子状にしたtacacho、バナナを潰して揚げたpatacones、ただバナナを揚げたplatano frito等々。バラエティーに富んだバナナがでてきます。
チャーハンにもバナナ。
cecinaという乾燥させた豚肉(写真右下)もアマゾンの食べ物。
ティラピアも食べます。
チョリソーも有名です。
ヤシを薄くスライスしたchonta。フレッシュジュースもリマと一味違います。coconaという果物のジュース。まろやかで飲みやすかったです。
カムカムありました。酸っぱい。アセロラジュース的な。
cavadaと言う大麦ジュースも。黒糖のような味で、日本人はジュースとして飲まない味かなと思いました。
タラポトのお土産
お土産も他の地域と一味違います。アンデス地方のアルパカ土産は一切ないです。
お土産市場はアルマス広場にあります。
こんな派手な壁なのですぐわかると思います。
中はこんな感じで色んなお店がひしめき合っています。
タラポトはカカオが良く採れるので、コーヒーやチョコレートが有名です。チョコレート工場も近くにあり、見学することができます。
お酒も結構売っていました。色々な果物のブレンド系。試そうと思ったらイモムシの入ったお酒だったので、ビビッてやめました。そのため、お酒の詳細はわからず…。
小物はアマゾン地帯らしくカラフルな鳥やココナッツの殻で作ったキーホルダー、皮の小銭入れが多かったです。
リマと全く異なるタラポトに驚きました。そして色々な顔を持つペルーをより一層好きになりました。もっと旅行してもっとペルーのことを知りたいです!