ペルーで人生の春休み

青年海外協力隊による首都リマでの生活の様子やマチュピチュ以外のおすすめ観光地をご紹介。

ペルーのATMでお金を引出す時に注意してほしいこと。

リマは珍しく猛暑らしいです。熱帯夜が続きます。例年はもう少し涼しいらしいです。駒ヶ根訓練所にいた時も記録的暑さだったので、松岡修造の気分です。

さて、今日はペルーのお金について。生活していて知った情報・思ったことをご紹介します。

ペルーのお金・nuevo sol

単位はnuevo sol(ヌエボソル)と言います。1ソルの時だけ「ソル」と言い、それ以上の時は「ソレス」と複数形で表現します。でも、私は面倒くさいので常に「ソル」と言っています。

2月6日の時点で「1ソル=32.96円」です。私が今まで記事の中で換算してきたのは、1ソル=30円です。だって、計算が簡単なんだもの。

偽札

ペルーは偽札が多いそうです。JICAペルー事務所に着いて、安全管理についてオリエンテーションがあった時も、偽札注意と言われました。ペルーの紙幣・硬貨がどのようなものかを覚えていない段階で、偽札の見分け方について勉強しました。

ペルーについてすぐに通った語学学校でも偽札見分け方講座がありました。正直、偽札の精度が良すぎて、目印を付けておかないと見分けできないレベルでした。語学学校の先生も「正直、見分けはつかない」と言っていました。

と言うように、ペルーではすごく偽札が出回っているのだとビビり狂っていました。知らない間に偽札利用していたらどうしよう…と。まぁ、正直なところ、ペルーのお金を覚える前に聞いたので、左から右でしたけどね。

実際に、生活を始めてみると、

  1. 紙幣は偽札の可能性があるので利用を嫌われる
  2. 紙幣を出した際は、店員が熱心に確認する
  3. 5ソル貨幣は偽銭の可能性が高い
  4. 両替時、偽札ではない印が入っている

しかし、ここまで偽札に注意!と言われていますが、ペルーに来て5か月目、私は今まで偽札に出会ったことがありません。多分、私の憶測ですが、偽札の精度が高すぎて見分けられる人がいないんだと思います。

衝撃だったのは、銀行のATMでお金を引き出す際に、偽札だった時に交換できる保険をかけることができるのです。引出し額の2%を保険料として引かれます。保険有効期限はお金を引出してから2時間以内です。

銀行のATMから出てくるお金を信じられないと言うことが意味わからないです。偽札がATMに通らないようにATMの精度あげるか、入念な偽札チェックを通過したものだけATMに入れるか、銀行側でどうにか対応してよと思います。ちなみに、偽札か判断できない私はいつも保険はかけていません。

※この保険は、ペルーではATMでお金を引き出したところを狙う強盗が頻発しているため、その被害にあった際にお金を補償してくれるものでもあります。ちゃんとした目的もあります。

 

以上、簡単に偽札事情についてでした。私のスペイン語読解力が足りなくて、理解が間違っていたらごめんなさい。